そろそろゴルフコミック(漫画)コーナーの最終章なわけですが、
まだ中途半端な評価しか書いてなかった作品のゴルフコミック(漫画)評です。

まず、その前に「ゴルフコミック」は大人誌のにーちゃんやオッサン対象、
「ゴルフ漫画」は少年誌掲載の少年&にーちゃん対象の漫画とワシは勝手に分類しています。

で、今回のゴルフ漫画評は、2009年にこのブログに書いた「KING GOLF」評なんだけど、
あの当時は3巻までしか読んでなかったので、タイトルの意味は「その後」の意味です。

この「KING GOLF」は週刊少年サンデー2008年第37号から連載中で
今年10月12日(水)発売46号を最後に少年サンデー超増刊2月号(1月末発売)の月刊に移動した漫画です。

KING GOLF 1 (少年サンデーコミックス)KING GOLF 1 (少年サンデーコミックス)
(2009/01/16)
佐々木 健

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ゴルフコミック(漫画)は現在不遇の時代を迎えていて、
ゴルフ専門誌以外では安定的な人気だった「黄金のラフ」が連載終了して、
オッサン誌の「風の大地」と「親玉'S」(両作品ともかざま鋭二作品)のみ連載中。

ゴルフ専門誌もアルバもパーゴルフも経営が変わり、
なんとか人気のある宮里道場や中嶋常幸のレッスンムック本は出版しているが、
利益の見込めないゴルフコミックはあまり出さない方針みたいだし、
月刊のゴルフコミック誌両誌は元から単行本の方向ではないしね。

ゴルフ漫画には冬の時代ですね。


で、肝心の「KING GOLF」の感想は、
KING GOLF 13 (少年サンデーコミックス)KING GOLF 13 (少年サンデーコミックス)
(2011/10/18)
佐々木 健、谷 将貴 他

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現在13巻まで出てて来年1月14巻発売予定です。


まず、最初に少年誌を読まないオッサンのために、

<「KING GOLF」(キング ゴルフ)は、佐々木健による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2008年36・37合併号から2011年46号まで連載。超増刊に移籍し再開は2月号(1月発売)から。技術指導、監修は片山晋呉の元コーチ谷将貴。第56回(平成22年度)小学館漫画賞少年向け部門受賞作品。>


え~少年漫画誌なんでオッサンのワシが立ち読みするのはさすがに憚られるので、
単行本をまとめて読もうかと思ってたうちにこんなに時間が経ってしまった。(笑)

まずこのコミックで特筆すべきことが、技術指導・監修が片山プロの元ツアープロコーチ谷将貴ということ。
ゴルフ専門家が原作やアドバイザーをするコミックは珍しくて中身も本格的です。

よく少年誌にあるような現実的に不可能なショット連続の「ありえねえ」ゴルフコミックじゃなく、なかなかに読者層のジュニアにゴルフを正しく教える効果がある漫画です。

主人公帝倫高1年プレデターと呼ばれる優木蒼甫、同級生の天才アマ「精密機械」霞見ひかる、アイドルゴルファー中山有海たちが中心人物。   

登場人物がスポーツエリートと不良という対比、そして主人公がドレッドヘア。
 
で、元賞金王のコーチ谷川謙作がゴルフ部のコーチ。

初めてクラブを振って右手一本で210yで飛ばした優木蒼甫を不親切だが具体的に基本から教えていきます。
新聞紙を丸めてグリップしたスウィング、ハーフスウィング、スリークオーターなど順を追って教えていく過程に読者層のジュニアへゴルフの正しい知識・基礎を面白く教えようという意図を感じますな。

片山晋呉プロのコーチ・谷将貴監修の超精密理論武装ゴルフストーリーの看板に偽りなしです。

そして各巻の最後に谷コーチの「ゴルフ王になるための」レッスンといたせり尽くせりですな。

ただイメージ的に海賊王になるというルフィを意識しているような気もしますが、スラムダンクのパクリとの説もあります。(笑)

新聞紙を丸めたもので素振り1週間、
東関東ブロック予選80と61、校門で野次と聴衆の前でパター100球連続カップイン、小学生との合宿+トカゲ顔と賭けゴルフ、入射角+クラブ勉強、新人戦の激闘+一人ずつとの勝負、ドラコン選手権、ガタガタのままで迎えた全国高校ゴルフ選手権新人戦決勝、そして山場の霞見ひかるとの勝負、キャディと進むのだが、いかんせん12巻までしか読めていない。(汗)

そしてこの漫画の大きな特徴に特訓に技術的な説得力もありますね。

主人公はわがまま、とことんバカ、がむしゃら、負けず嫌い、攻め続けでパワー自慢。(笑)

キーワードは「ゴルフの王様」。
そしてそのために一度はライバルの背中を見るが、その後にはるか高みへ到達して追い越していく。

プレデターはずっと「未完成」だから「先」「前」「上」があり無限に道が広がっていくわけで、そのプロセスで感動あり友情ありユーモアありと、ほんとに今書いててワン・ピースと方向性は似てますな。

そしてライバルたちとの試合の中でゴルフというゲームを理解し、ゲームの流れ、イメージの大切さ、マネジメント、教えなど試合の中で経験し成長していくストーリーは本格的ですね。

今回の週刊から月刊への移動については、よくわかりませんが、霞見ひかるとの勝負という最大の山場を過ぎて、今後のストーリーの再構築という意味も含まれているかもしれませんな。

え~12巻までしか読んでいないオッサンが偉そうなこと書くなと言われそうですが。(笑)
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