週2回ぐらいにブログアップを減らしてセーブしようと思ったが、
あ~そんなこと考えてるのが面倒くさくなったな。

アップしたい時にアップする、それがブログの自然体だな。



このゴルフ本は以前読んでいたがちゃんとした書評を書いてなかったので、
今回もう一度読み直してゴルフ書評を書くことにしました。

ゴルフへの恋文ゴルフへの恋文
(1997/06)
夏坂 健

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新潮社刊 1997年6月

<内容>
「ゴルフの美味を満喫できる至福のエッセイ!繊細なタッチで人生の芝目を読みながら、ゴルフができる幸せについて語る一冊。ゴルフ用語の起源、不思議なスコアの物語、賭けとイカサマの珍談…。南洋の小島から聖地・英国まで、"ゴルフの語り部"が歩き集めた愛と笑いの芝球劇40本。ゴルフの美味を満喫できる至福のエッセイ。」


週刊ゴルフダイジェスト誌1995年9月12日号~96年4月16日号に
連載したものと「ジーク」誌に連載したものをまとめて単行本化。

この本古今東西世界中のゴルファーをまめに調べて、
独特のユーモアと愛情あふれる文体で描いていて、いつもの夏坂節の作品です。

非常のゴルファーで良かったと感じさせるゴルフエッセイ作品ですね。

ワシは夏坂健さんからゴルフの読むゴルフの楽しさを教えてもらったわけで、

今回改めてよくみてみると、表紙の装幀の緒方修一さんと挿画の村上豊さんもいい仕事していますね。

ゴルフ古書の話「マニアの垂涎」、ゴルフ用語の過ちを嘆いた「快挙の由来」、1500日ボールを打ち続けた「ダフリ侯爵滑稽譚」、膨大な調査からゴルフ脳では遺伝と断言した「ポッターハウスのゴルフ百科譚」、スコットランドのキャデイを描いた「扁桃腺が笑った!」など笑わせて感動を与えてくれます。

そしてこの本の特徴はあとがきがとても秀逸なのだな。

R・ピアリーの四半世紀もの長い歳月をかけての1909年北極点到達のニュースに心を打たれたロンドンのJ・ネルソン元大佐が、半年後身の回りのものを整理して晩年の夢であったスコットランドのコースへの巡礼の旅に出かけた。家族には週に1度の手紙を送っていたが、

『最後の手紙には「壮大な落日、神秘的な夜明け。私は身近に神がいる実感に浸りながら、満ち足りた旅を重ねている。これこそ私の描いていた夢であり、いまでは自分がスコットランドの自然の一部だと思えるまでになった。」

そして、読みにくい文字で綴られた結びの一行は、まさに遺言だった。
 「探してくれるな。私はスコットランドで眠りたい。」 

彼の生き方は、ゴルフにおける芭蕉の姿を彷彿させる。まさしく「旅に病んで夢は枯れ野をかけ巡る」の図である。芭蕉が「奥の細道」に出発したのが45歳、私はさらにトウが立っているので、もし真似をするなら「孫の細道」と名乗るべきだろう。しかしネルソン大佐のように求道的な単独行は暗すぎて性分に合わない。私の場合、ルージュも鮮やかな従者「曾良(そら)」と一緒に、瀟洒(しょうしゃ)なペンションなど泊まり歩いての道行きならば、あるいはいつの日か草原の奥に消える晩年も悪くないと思っている。

そして先ごろ日経新聞の文化面にスコットランドの戯れ歌を紹介したところ、これが予想外の反響、ゴルフの備忘録として身近に置きたい、機会があったら再度紹介して欲しいという希望が多く舞い込んだ。そこでご愛読感謝のしるし、ここに収録申し上げよう。リズミカルな六小節の中に、ゴルファーとしての理想的な生きざまが簡潔に語られ、まことに申し分ない歌である。』



飛距離が自慢の幼稚園、
スコアにこだわる小学生、
景色が見えて中学生、
マナーに厳しい高校生、
歴史が分って大学生、
友、群れ集う卒業式



夏坂健作品はいつ読んでも、どの本を読んでも良いゴルフエッセイですな。

しかしワシはこの連載当時GD誌を読んでいたはずだがこのエッセイに記憶にない。
スコアだけのゴルフをしていたんでしょうな。
ワシは夏坂さんが亡くなってから読み始めたんで、まだまだですな。


え~ワシのこの本の評価は★4つに近い★★★です。(満点は★五つ)
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