この土日も休日出勤(サービス出勤w)だったので、ゴルフの話題は一切なし。

あ~、今忙しいんだよね。やることいっぱいで。。。

でも淡々といつものようにゴルフ本の書評です。

ベン・ホーガンのゴルフ人生ベン・ホーガンのゴルフ人生
(1999/08)
ボブ トーマス

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阪急コミュニケーションズ刊 1999年8月
原書名:Ben Hogan's secret ボブ・トーマス/著 前田俊一/訳

<内容>
「史上最強のゴルファーはどのようにして誕生したか? 前人未到の63のトーナメントに優勝し、「近代ゴルフの完成者」と言われたベン・ホーガンの知られざる真実を物語風に綴った伝記。」

<目次>
第1章 思い出の一番アイアン
第2章 逆境からの出発
第3章 ボビー・ジョーンズとの出会い
第4章 反復可能なスイングの修得
第5章 最大の弱点を克服
第6章 ボビー・ジョーンズとのプレー
第7章 スポーツ記者との戦い
第8章 ホーガンの反撃
第9章 しのびよる影
第10章 奇跡のカムバック
第11章 ゴルフの究極の秘密
第12章 ホーガンの真実


この本は純粋な伝記かと思いきや、ベン・ホーガンは寡黙で無愛想な伝説のゴルファーであり書かれたものがほとんどないので、作者のノンフィクション仕立ての物語に近い伝記であった。

ベン・ホーガンは「アイス・マン」や「ホーク(鷹)」と呼ばれたほど冷静沈着で人を寄せ付けない孤高のプロだった。しかし、その完成されたスイング理論は日本でも著作『Five Lessons, Modern Fundamentals of Golf』(日本語訳『モダン・ゴルフ』)で有名ですな。

この本によると、変人とも言っていいほどの彼の他人を寄せ付けない求道的な面は、いい加減なことを書く新聞記者と期待も持ち過ぎる観客に対しての表面であって、本当の彼の姿ははにかみ屋で愛妻家だったらしい。

10歳の時父親が自殺し、家計を助けるためキャディを始めゴルフの面白さにとりつかれる。
しかし、同い年で、同じ町内、そして同じクラブでキャディ仲間のバイロン・ネルソンとは違い努力の人だった。
プロ生活を始めてもなかなか芽が出ず、なんとか目途がついても万年2位。それをその当時のプロの中で一番の練習量で

キャディ時代にボールを少しでも飛ばそうと体に染みついたフックで長年悩まされたが、ボビー・ジョ―ンズの映画からグリップにヒントを得て猛練習でえ克服し、反復可能なゴルフスイングは欠くことのできないわずかな要素から構成されるもので、この要素を正しく、そして継続して行うことがスイングの要と説いた。

この本の中には尊敬するボビー・ジョ―ンズに悩みを打ち明けて相談する友情話もかなりあり興味深かったな。
ボビー・ジョーンズとホーガンだけが知るゴルフの秘密についての問答もなかなか。

そしてホーガンと言えば自動車事故からの奇跡のカムバック話ですな。

1948年に10勝を挙げたが、1949年に濃霧の中で自らの運転する自動車とバスとの正面衝突により瀕死の重傷を負う。骨盤の複雑骨折、鎖骨、左足の踝、肋骨の各骨折に加え、血栓のための手術もし、主治医はゴルフどころか歩くこともできないと診断した。

しかしリハビリを努力して11か月後にトーナメントに復帰してプレーオフで敗れ惜しくも2位。

え~、ワシも2010年夏に両足骨折して4か月入院したからわかるけど信じられないよな。

生涯でプロトーナメント64勝(うちメジャー9勝)したが、その生涯はゴルフに対して飽くなき挑戦と練習であり、その悩みと努力を知るには良い本だと思いますね。
ただもう少し技術的な記述もあったほうが方がいいと思われますな。


え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★5つ)





余談だが先日ゴルフトゥデイ誌を読んでいたら、同誌で杉原輝雄プロの「遺書」というコラムを連載していた関係で追悼特集をしていた。これは杉原輝雄プロの人生を綴る本が出そうな気がしましたな。

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