朝からバタバタしていたがやっと少し落ち着いたな。


両膝から下の骨が痛い。
両足骨折の後遺症で運動(リハビリ)不足のため痛むのだろう。

禁煙も10日経過したので、昨夜そろそろよかろうとウォーキングを始めた。

バット片手にストレッチ&ウォーキングを昨夜は手始めに20分。
しかし「骨」が痛いんだな。




今回も非常に長くなるゴルフ本の書評ですわ。(笑)もちろん下書きで。

なぜ日本人ゴルファーは韓国人に勝てないのか?なぜ日本人ゴルファーは韓国人に勝てないのか?
(2011/03/22)
茂木 宏一

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エンターブレイン刊 2011年3月

<内容>
「国土1/4、人口1/3でも日本より強い韓国のワケ
韓国人プレーヤーの強さはメンタリティにあるという。しかし、本当にそうだろうか? 国を挙げてのスポーツ振興。幼いときからの英才教育。家族を大事にする儒教精神。男子に課せられる兵役。さまざまな視点から、韓国人プレーヤーの強さをひもといていく。実際の韓国ゴルフ事情を現地ルポし、数多くの関係者にインタビュー、韓国、韓国人の気質を明らかにするとともに、なぜ強いのか、その理由に迫る。勝利の方程式が韓国にはあった。」

<著者略歴/茂木 宏一)
「1956年生まれ。東京都出身。東洋大学社会学部社会学科卒業。週刊アサヒゴルフ編集部を経て、ゴルフトゥデイ創刊(平成3年4月創刊)のため、(株)日本ヴォーグ&スポーツマガジン社に副編集長として入社。(株)ゴルフトゥデイ社に社名変更後、取締役・編集長、取締役・編集部長を経て退社し、現在フリージャーナリスト・編集者。ゴルフダイジェスト社各誌、週刊パーゴルフなどに執筆。ラジオ・TVなど放送関係にも仕事を広げ、地元の鎌倉FMではパーソナリティとして毎週木曜日放送の「グッドショット・グッドライフ」を担当」


2011年日本ツアーの賞金王も賞金女王も韓国人。
現在女子ツアー5戦中2戦が韓国人優勝

なぜ韓国人ゴルファーは強いのか?

一般的にメンタルが強いとかキムチパワーだとか言われますが、
その真実は?ということで著者が韓国その強さの秘密を関係者から取材した本です。

まず驚いたのが懐かしの具玉姫プロが現在韓国女子プロゴルフ協会副会長であったこと。

韓国ではゴルファーは約400万人といわれてますがゴルフ場は約400コース。
しかもプレーの料金は20万ウォン(日本円にして約1万4000円)と高額。
ゴルファーは増えたけどゴルフ場は少なくプレーは朝昼晩の三部制で1年来客数2100万人。


1998年全米女子優勝のパク・セリ、2009年全米プロ優勝Y・E・ヤンと二人もメジャー優勝者を出している国韓国。

日本女子ツアーの賞金女王は2年連続で韓国のアン・ソンジュであり、賞金ランキング上位50人の顔ぶれを見ると、2位の李知姫や6位の全美貞を始めとして、何と18人が韓国人選手で占められている。

LPGAも同じで参加する選手120人のうち約50人弱が韓国選手。
日本でも2011年シード男子12人、女子15人。これじゃスポンサー離れも仕方ない。



国土1/4、人口1/3でも日本より強い韓国の理由は、

アン・ソンジュ、シン・ジエ、チェ・ナヨン、パク・インビなど、
パク・セリにあこがれた世代「セリ・キッズ」が強いメンタルも国策で大量に育っているのだな。


勉強できれば優秀な大学、可愛ければ芸能人、運動ができる子(ブス)なら
スポーツ選手にという何か目標があると他のことを全て犠牲にしてもやろうとする韓国人気質、


子供のためなら家を売り仕事を止めるほど猛烈な家族サポート、
「孝女」という親の言う通りに頑張ってその目的を成し遂げることが最高の親孝行という考え方。

日本でも宮里藍、横峯さくら、石川遼たちジュニアから注目を浴びた
トップスターたちも親がサポートし子供は親に感謝しているわけだが数が違うんだな、韓国は。


そして、5、6歳から行なわれる英才教育、ジュニア育成の環境の大きな違い。

韓国ナショナルチームというエリート集団がある。
トップチームに男女各6人の12名。その下に常備軍男女各30名、
合計72名のメンバーで構成され、11名のコーチが指導にあたっている。

ナショナルチームに入れば一切の費用は無料。

ナショナルチームに入れば年間150日近くが練習と試合の毎日。
ナショナルチームに入れなかったプロを目指すジュニアは年間自費500万円かけてレッスン。

アジア大会を控えた2年間は、国の機関である体育協会から助成金が出るので、
通常は4ヵ月の合宿期間に対し、10ヵ月間の合宿ができる。

そしてキム・キョンテに代表されるアジア大会金メダルで兵役免除という目標。

ただ月に15日間の合宿スケジュールでは学校に行けるのは最大で15日。
つまり学生時代からゴルフ漬けの生活。

またポイント制で毎年入れ替えだからジュニア時代から親の期待・人生をも賭けて切磋琢磨することにより、非常にモチベーションも高い 。

ジュニアから学校に行かないで毎日1日1000球以上練習し、それをずっと見守る親。

チェ・ナヨンの父はガソリンスタンドを売って練習させたらしい。

そういう親子の関係と、現在KGAでは年間35億円の予算があり、ナショナルチームへは選手の合宿費に約5億円、そして国際大会費用に1~2億円の予算の割り当てている事実。全体予算の約2割はナショナルチームに割り当てているのですな。

ナショナルチーム

そういうゴルフに集中できる環境だから韓国人は強い。
というか、そういう競争を勝ち抜いた強い韓国人が外国に進出しているわけだ。

韓国選手の強さの三要素は「夢がある」、「両親のバックアップ」、「世界でプレーする前提で練習」なんで、日本のぬるま湯ツアーに浸かっている日本人は勝てないわけだ。
メジャーに真剣に勝とうとしている日本選手は石川遼だけだもんな。


シン・ジエの強さの秘密は、体幹の太さ・ブレないスイングプレーン・いつでも平常心

若き日のキョンテは自己流だったが、手首が柔らかく自分のスタイルを貫く強さがあった

韓国の選手は自分にできないテーマがあれば、それに没頭してできるまでやるが、
日本人は不満は持つがプラス志向でやるせいか執念を燃やすことがない。

日本人は「一生懸命」、韓国人は「死ぬ気」でやってるので勝てるわけがない。(笑)

この本は知らざる韓国人のパワーの秘密を教えてくれたな。


え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)





ついでに興味深いインタビューがあったので、
GTPAでのティーチングプロの井上透氏とアン・ソンジュとイ・ボミのインタビューから抜粋


最強世代の中で
生き残るために強くなったアン・ソンジュ選手

(右の香妻琴乃ちゃんはカワイイが・・・別に深い意味なし)

アン


井上 「中学生になってテニスを辞めてゴルフを始めたのは何故ですか。」

アン・ソンジュ選手(以下、アン) 「テニスは6年生の中頃に辞めました。テニスは激しいスポーツなのでたくさん走らないといけません。でも、私は小さい頃から走ることがあまり好きではありませんでした。テニスだけではなく水泳もやっていたのですが、早い段階で飽きて辞めてしまいました。
 ゴルフを始めるきっかけは私の意思ではなく父親の意思です。父親はパク・セリ選手が全米女子オープンで勝ったシーンを見てゴルフが好きになりました。それで父はテニスをやめ、ゴルフをやり始めた。それから、ある雨が降る日に父親が学校に迎えに来ていて、ゴルフの室内練習場に連れて行かれたんです。それがゴルフを始めるきっかけでした。」

井上 「韓国ではゴルフアカデミーに入っているジュニアが多いですが、アン選手も入っていたのですか。」

アン 「テニスを辞めた頃にゴルフを始めて、最初は室内の練習場で練習していました。ただ、その頃は一人で練習することに飽きていました。ゴルフを本格的に始めた中学生の頃には室内から室外練習場に移りました。最初は一人で練習していたんですが、他の子供たちがプロにレッスンしてもらっているのを見て、私も一緒に練習がしたいと思い、そこに入りました。」

井上 「ゴルフを本格的に始めた中学から高校のころは毎日どれぐらい練習をしていましたか。」

アン 「1日6時間以上はしていたと思います。午前中は学校の授業に出て、午後の体育や特別活動の時間をゴルフに充てたりして、平均で1日6時間ぐらいは練習していました。」

井上 「アン選手は韓国ナショナルチームの候補選手である常備軍に入っていたそうですが、その頃はどのような練習をしていたのでしょうか。」

アン 「常備軍の練習は非常に疲れるので大変です。特に私は体力トレーニングが好きじゃないので走るのがイヤでした。今思えば、その頃のナショナルチームは強い選手が多かった。申ジエ、チェ・ナヨンなどが中心となっていて、その中で戦っていく時代でした。最強の選手が集まった時期でしたね。」

井上 「韓国人選手が活躍していますが、強さの理由は何だと思いますか。」

アン 「ジュニアの頃から強い選手に囲まれて練習していて、その中で生き残るためには絶対に強くならないといけませんでした。生き残るためにひたすら練習して自分は強くなるんだという気持ちでした。そうした、子供の頃に精神力を鍛えたことが今を支えているんだと思います。」

井上 「ゴルフでは技術、体力、メンタルという要素が大事ですが、その中で一番重要だと思うものを教えてください。」

アン 「技術力は日本人選手の方があると思います。ただ、心の強さは韓国人選手の方が上だと思います」

井上 「昨年、アン選手は日本ツアーの賞金女王となりました。今後はアメリカツアーを目指すのでしょうか。」

アン 「世界一という目標はあります。まだ自分には足りないものがいっぱいあるのでそれを1つずつクリアしないといけません。ただ、それをクリアしても世界一になれるかは分かりません。今はメジャートーナメントなどアメリカツアーで出られる試合があれば挑戦してみたいですね。」



2012年ヨコハマタイヤPRGRレディスカップで
アン・ソンジュをプレーオフで下しツアー初勝利を飾ったイ・ボミ選手


イ・ボミ(有村智恵よりカワイイ気がしますが・・・・)


井上 「小学生の頃からゴルフを始めたそうですが、最初からプロを目指していましたか。」

イ・ボミ選手(以下、イ) 「ゴルフを始めるきっかけはパク・セリ選手を見たことです。自分もああなりたいと思ったので、最初からプロを目指していましたね。」

井上 「ジュニア時代は常備軍に入っていたのでしょうか。」

 「高校3年生のときに常備軍に入っていました。常備軍や代表になるのはとても大変なことなので、そこに入れるようにジュニア時代は一生懸命練習をしていました。」

井上 「幼い頃は強制的にゴルフの練習をさせられていたそうですが、どの程度強制的だったのでしょうか。

 「自分の意思とは関係なく練習場に連れていかれるということもありました。ある時間になれば練習場に連れて行かれて、ある時間になると迎えに来てくれる。そういう意味で強制的だったと思います。」

井上 「韓国で親が朝から晩まで子供について練習していたのを見たのですが、イ選手の家族はどうでしたか。」

 「私の母親もそういう風にしていたこともあります。韓国のゴルファーというのは家族中心で家族全員が一緒に動き、一緒に苦労し、一緒に食べるというのが基本です。そういう部分もある面では強くなる要因であると思います。」

井上 「コーチも厳しいのでしょうか。」

 「家族とコーチは1つという感じです。親が練習場に連れていってくれて、着いた途端にコーチとの長い1日が始まります。試合に行くとコーチと一緒にいたりするので、家族と同じような存在ですね。ただ、怖くはありません。本当にやさしく指導してくれます。」

井上 「韓国で「プロになりたかったら1日1000球、一流になりたかったら1日2000球打ちなさい」という話を聞きましたが、イ選手はどれぐらいの量を打っていましたか。

 「ゴルフを始めた当初はボールを打つ練習はせずに体作りを2ヶ月間ずっとしていました。だからボールを打てることが楽しくて、1000球、2000球打ちたくなる気持ちは分かります。私は1日1000球ぐらい打っていたと思います。ボールが1000球入る大きなカゴがあって、その中のボールを打っていました。ただ、ボールを打つというよりはカゴの中の1000球を向こうに運ばないといけないと思いながら練習していましたよ。」

井上 「それだけ多くのボールを打って故障する人はいないのでしょうか。」

 「ケガをする人はいると思いますが、私は負傷したことはありません。ただ、たくさん打っても疲れないスイング作りを一生懸命していました。」

井上 「練習時は質と量のどちらに重点を置いていたのですか。」

 「質ですね。質を大事に練習していたというのは、ミスしたらコーチに素振りを5回させられるからです。大変でしたが、それがあったから今の自分がいると思います。」

 「今年は日本ツアーで優勝することを目標にしています。それから3年の間に賞金女王になりたい。そして5年後には米LPGAに行きたいです。」

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まとめteみた.【「なぜ日本人ゴルファーは韓国人に勝てないのか?」】

朝からバタバタしていたがやっと少し落ち着いたな。両膝から下の骨が痛い。両足骨折の後遺症で運動(リビリ)不足のため痛むのだろう。禁煙も10日経過したので、昨夜そろそろよかろうとウォーキングを始めた。バット片細を見るエンターブレイン刊2011年3月<内容>「国土1...
  1. 2012/04/11(水) 13:45:24 |
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