いつまでも下手なラウンド日記を一番上においてても格好が悪いので、
次に進みますが、7月はいまのところラウンドは1回あるかないかという雰囲気ですな。

たぶん今度も別の山岳コースになりそうですが。

それからそろそろお盆の社内コンペの案内を全社員にメールで送らなきゃね。
ワシ幹事だもんね。


え~このゴルフ本は本屋で手にとってみたら文字が多くて立ち読み程度では理解できないと思い、でも買わず(笑)、図書館で借りて読んだ本です。

すぐれたゴルフの意思決定―「熟慮速断」の上達法すぐれたゴルフの意思決定―「熟慮速断」の上達法
(2012/02/03)
印南一路

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東洋経済新報社刊  2012年2月

<内容>
頭脳派ゴルファーのための今までにない方法!

「頭のいい人」ほどゴルフはもっとうまくなる。ゴルフで最も重要なのは「判断」であり、熟慮速断とスピード学習でゴルフは劇的に変わる。ゴルフという領域で、知覚、確率判断、状況判断をどう統合するか、これらをパフォーマンス向上にどう活かすかを説くのが本書である。
 著者は、『すぐれた意思決定』(中央公論新社、1997年)で、演繹合理的な意思決定論(統計学等)と経験合理的な意思決定論(行動経済学等)を組み合わせ、最も適切な判断を下すべきと主張している(診断論的意思決定論)。
 ただし、実務の領域では、繰り返し似た状況が生じるので、個々の判断そのものよりも、判断力自体を向上させることも相当な重要性がある。その点で、仕事とゴルフとの間には意思決定の底流で共通するものが実に多くある。著者はゴルフを真面目にするようになって4年で、公式ハンディキャップが34から5に急向上した。そうした体験に裏付けられた、判断力そのものの向上を促す具体的な方法を本書では提示する。」

<目次>
ゴルフの上達=判断力の向上
ドクターゴルフになろう
1部 ゴルフは錯覚のゲーム(錯覚がなぜ生じるか;ゴルフにおける錯覚を類型化する)
2部 ゴルフは確率のゲーム(不確実性に対処する;コース戦略を考える;無謀なショットの認知心理学)
3部 学習スピードを上げる(実践知を高度化する;メタ認知学習でドクターゴルフになる)
ゴルフを通じて意思決定能力を向上させる

<著者/印南一路(いんなみ・いちろ)>
「1982年東京大学法学部卒業。都市銀行、厚生省(現厚労省)を経て、ハーバード大学行政大学院、公衆衛生大学院に留学。1992年、シカゴ大学経営大学院にてPh.D.取得(組織論)。1994年から慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は、意思決定論・交渉論と医療政策。著作に『すぐれた意思決定』『すぐれた組織の意思決定』(中央公論新社、1997年、1999年)、『ビジネス交渉と意思決定』(日本経済新聞社、2001年)、『「社会的入院」の研究』
(東洋経済新報社、2009年、第52回日経・経済図書文化賞)等、訳書に『新ハーバード流交渉術』(講談社、2006年)がある。太平洋クラブメンバー。」


著者の印南さんは43歳からゴルフを始め4年でハンディ5になったというゴルフ経歴を持つ、現役の慶應義塾大学総合政策学部教授で意思決定論の学者である。

意思決定学者の書いた本らしく既存のショット技術論やメンタル論の本とは異なり、「判断と考え方」で上達しようという考え方の本ですので、かなり内容的にレベルが高いです。シングル入りを目指す方とかの中上級者向きでしょうな。

また大学教授が書いた論文のような本ですので読む人を選びますよ。
字が多いので、本を読むのが苦手な人は読めないな。(笑)

この本の中ではゴルファーが3タイプ擬人化されていて、

「ミスター超人」は、
余計なことを考えず最短距離を目指し、狙ったところまで100%運べるよう練習をする。いわば練習あるのみの人間。意思決定をしない人。

「ミスター確率戦略」は、
ゴルフ歴が長いベテランのためコースマネジメントを身に着けていてたいていはパーかボギーであがる。
ただこの考え方を習得するには非常に数多くのラウンドが必要であり、経験のみによるためミスの正確な分析や自分のショットの成功率が不鮮明。

そして作者の言う「ドクターゴルフ」は、
識決定論の知識をを動員して早く上達することを考え、ミスの分析と知識の高度化や判断力の向上のために不断に学習し進歩するゴルファー。

この本は外部情報の取り扱い(知覚)、不確実性への対処(確率)、意思決定能力の向上(学習)の3つのテーマで短期間に上達する方法を解説しているのだが、

その中でミスの原因の大きな要素である「錯覚の原因」を詳しく解明していて、
人間側の視覚の原因(視覚法則の働きそのものと、視覚法則とヒュ―リスティっクスとの相互作用によるもの)と、コース側の原因(コ―スの自然地形そのものとコース設計家の意図)によるものに分類していて、コースの錯覚類型分析は非常に珍しいと言えよう。

またコース戦略を考える章でのショート、ミドル、ロングのショット戦術の違いを期待スコア分析からの解説や技術的なミスなのか判断ミスか記録をつけながら原因分析方法などなかなか面白いです。

「ショットメーカー」と「ミスター堅実」と「ミスター確率戦略」比較で、ショートはどの戦術でもそんなに差がないが、

●「ショットメーカー」はミドル・ロングはともあれ近づく戦術
●「ミスター堅実」はミドルは安全に攻める戦術&得意距離残し戦術で、ロングは3打目勝負戦術
●「ミスター確率戦略」はミドルは安全に攻める戦術&得意距離残し戦術+1オン狙い戦術で、ロングは3打目勝負戦術+2オン狙い戦術

今までの上達に必要であったラウンド経験そのものではなく、ラウンド経験を通じて得られる知識と判断アルゴリズムの高度化が上達のカギであるという理論です。

ただ漫然とゴルフしてたら上手くなりませんですよ、おとうさん!っていうことを難しく解説した本です。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

良いことを書いているのだけど、大学で授業を受けているような気分になりました。(笑)
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