気楽にいた土曜日に発生した当社のミスによるトラブル。
結局土日はその対応に追われ、事態の収拾には当分かかる可能性があるな。

あー、せっかく始めたウォーキングも少し休止だな。

そんなテンションが下がっている中で今日届いたゴルフ本。
一気に読みました。

このゴルフ本は5月25日出版された出来たてほやほやのゴルフエッセイ。

風が草木にささやいた風が草木にささやいた
(2013/05/25)
池部良

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幻戯書房刊 2013年5月

<内容>
「銀幕スターのゴルフ交遊録(ゴルフ誌「Choice」連載を書籍化)
話題に登る有名・無名の人々 鶴田浩二君、安部徹君、ハナ肇君、阿部豊監督、
芦田伸介君、大部屋俳優の大高君などなどその他、
・鶴田浩二と三船敏郎の喧嘩・ハナ肇「一生のお願い」
・クレージーキャッツのジャムセッションなど、楽しいエピソード満載」

●本文より
「江戸っ子のおやじが、趣味なんかに現(うつつ)を抜かすなんて愚の骨頂だとよく言ってたのを覚えている。お陰様と言うか本業の俳優業に心を奪われ、趣味と名の付くものは持っていない。一切趣味はありませんと言い切ってしまうのも寒々しいからゴルフを趣味にしてます公言している。」


これは月刊「Choice」誌連載の池部良「風が、草木にささやいた」を満を持して単行本化した本。
1999年1月号~2010年10月号まで連載された75篇より48篇を選んで収録しています。

これは俳優であり名エッセイストであった池部良さんが連載していた、連載75回で連載年月12年という非常に息の長い好エッセイです。
2010年10月逝去のため連載終了してしまったのだが、出版されずワシは非常に残念に思っていた。

その辺の掲載社ゴルフダイジェスト社にに対する不満は、『ゴルフ本書評コーナー400回記念で池部良「風吹き鴉」』にも書き連ねてました。(笑)

そうしたら今月なんとか出版されて、価格は2,310円と高いけどamazonで予約し届いて読んだ。

ikebe

内容は帯に「銀幕スターのゴルフ交遊録」とあるように、映画界・芸能界をメインにかかわった監督・俳優他とのゴルフエピソード集。

しかしこの本のターゲットは50代以上の中高年だろうな。
それ以下はまず作者の池部良を知らないし、ワシでもそんなに詳しく知らない世代。

池部良さんのプロフィールは
◆池部良(いけべ・りょう)1918年2月11日、東京都大森生まれ。父親は画家の池部鈞。画家・岡本太郎さんはいとこ。立大英文科卒業。41年に映画デビュー。召集された軍隊では下士官待遇で、終戦時は中尉。戦後は「青い山脈」「暁の脱走」(50年)などに主演。60、70年代は「昭和残侠伝」シリーズでも活躍。映画出演作は150本以上。今井正さん、市川崑さんといった名監督に多く起用された。映画は「戦争と平和」「破戒」「早春」「坊っちゃん」「雪国」「暗夜行路」など、テレビドラマでは「華麗なる一族」、NHK大河ドラマの「独眼竜政宗」などに出演。文筆家としても知られる。日本映画俳優協会の理事長も務めた。」

そして2010年10月8日午後1時55分、敗血症のため東京都内の病院で死去。92歳没。亡くなった際も、雑誌「百歳万歳」「銀座百点」ほか4誌にエッセイを連載中だったわけで、1991年毎日新聞連載の『そよ風ときにはつむじ風』で「日本文芸大賞」を受賞したことから多数の連載を抱えることとなり、以後は文筆業や講演が活動中心になっていたので、私もここ十数年かの活躍は知らなかったな。

この本は中年以降に名エッセイストとしてならした池部さんらしく、大正生まれの江戸っ子らしい粋さと人の良さ、そして独特の淡々としたユーモアが洒落ています。いつも自らの人のいい反省と執着心のなさを嘆いているのが笑わせます。

ただ本人は親父は神田生まれの生粋の江戸っ子だが、本人は大森生まれなので江戸っ子ではないと否定していますが。

そして最高シングルハンディ9のゴルフ達者な俳優池部さんらしく、昔のゴルフに関するエピソードが戦後の映画ブームによる隆盛と相まって面白さを倍増させますな。

でも、このエッセイに出てくる話にはベットからみのお話が多くて、数々のスターの独特な性格もよくわかりますね。

「風吹き鴉」にも書いていたエピソードも少しありますが、これはゴルフ雑誌に連載していたゴルフに関したエッセイなので読むゴルフには向いていますね。

前述の映画スター達から樋口久子、ローラ・ボーや映画関係者達とのゴルフ、そして海外の笑わせるゴルフエピソードまで内容は色々です。好ゴルフエッセイですな。


え~ワシのこのゴルフ本の評価は久しぶりに★★★★です。(満点は★五つ)




『昭和残侠伝』で池部演じる風間重吉がクライマックスで高倉健に語る「ご一緒、願います」は流行語となった。
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