この週末の土日も休日出勤です。
それも2つもイベントがダブってるわけで、ゴルフなんてする気もせんわ。


え~次のゴルフ本は、今から30年前の古~~~いゴルフ奮闘記です。
(先日書評を書いた本も20年前ですが)


今更なんでこんな古くてマイナーなゴルフ本の書評を書くのか?

それは愚問ですな。
読みたいゴルフ本がないのです。(笑)


rakudai
プロゴルファー落第記 (徳間文庫) 1984年07月 徳間書店刊

<著者/川上健一>
「1949年青森県生まれ。1977年『跳べ、ジョー!B.Bの魂が見てるぞ』で小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。2001年、自伝的青春小説『翼はいつまでも』が「本の雑誌」年間ベスト1に選ばれる。同作で坪田譲治文学賞受賞」



彼のゴルフ作品は以下の通りで、

「フォアー!―ゴルフに国境はない」 川上 健一 (1989/1)
「このゴルファーたち (集英社文庫)」 川上 健一 (1991/9)
「ふたつの太陽と満月と (集英社文庫)」 川上 健一 (2003/8/20)
「虹の彼方に (集英社文庫)」 川上 健一 (2004/9/17)
「あのフェアウェイへ 」川上 健一 (2011/11/9)

ワシは今までリンクの3冊を読んでこのブログに書評を書いているわけですが、
川上健一さんの作品は文学的に深みはないが、妙な人懐っこい明るさがあり、
単純でわかりやすい性格と東北人らしい純朴さが特徴ですな。なんか悪人にはなれないタイプですな。

この本は週刊ゴルフダイジェストの当時の西澤編集長が、
当時35歳スポーツ大好きでイングランドとアメリカでしか、
ゴルフをしたことのないゴルフ歴3か月の作者に1年間のゴルフ武者修行日記を書かせた。

ただ作者川上健一は186cmの身長、
そして高校時代エースとしてプロ野球選手を目指していたが肩の故障で断念したぐらいスポーツ万能。

そこで無謀にも1年間でプロゴルファーになると宣言し、
毎週連載したコラム名が「行動派作家・川上健一の無鉄砲プロ志願!」

毎週練習とラウンド日記を書いていって1年間でプロを目指す?挑戦記です。


まず、その当時毎日素振り2000回の飛ばし屋養成道場として名高い、
富士ロイヤルCC森田吉平プロ道場で1週間特訓し、
葉山国際カンツリー倶楽部をホームグラウンドに挑戦を続けていくわけで、

第3週で100切り、第15週に90を切るという順調な滑り出しながら、
GDキャンプスクールや東北のコースで山ごもり特訓もしても、
ハーフ30台を出すかと思えば50台のメロメロゴルフで70台は出ず。(笑)

70台が出ないために胸に「無鉄砲・プロ志願!」と刺繍を入れたり、
丸坊主にしてみたり、安産のお守りを持って神頼みしてみたりと、
色々努力はしたが、当然のことながら1年間たっても70台は出ず。

まったくの素人がプロになる、プロになるって書いてるので、
不可能なのにどうするんだろうと、違和感を読んでるうちに感じていたが、

最後にプロになる試験として、
前回のプロテスト会場で同じティ・同じピンポジションで、
前回の1位合格プロとラウンドし、前回のプロ合格スコアに挑戦する仮想プロテストを受けるオチだった。

で、その日は運悪く台風のような強風の日。

結果は言わずもがな。(笑)


ただその努力に読者からの声援も届いていたみたいで、
1年間のゴルフ漬けも無駄ではなかったようですな。ワシも面白く読んだわけで。

1Wがいつまで経ってもスライスしても攻撃ゴルフを止めないわけで、上達の道中での悩みはよくわかります。
そのへんをユーモラスに明るく書いているのがいいですな。

そんな経緯があって後年ニューヨークでのゴルフ小説を多く書いていたのだな。


え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
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