え~、今まで古い本が続いていましたが、
今回からしばらくは比較的に新しいゴルフ本の書評になる予定です。(あくまで予定w)

プロゴルファーという生き方 働く男の7つの苦悩と3つの果報プロゴルファーという生き方 働く男の7つの苦悩と3つの果報
(2014/06/11)
多賀公人

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日経BP社 (2014/6/11)

<内容>
「ゴルフ実況20年、石川遼プロを「ハニカミ王子」と名付けたベテランキャスターが見たプロ22人の挫折と復活
22人のプロゴルファーをインタビューして分かった男の人生。

人の人生の転機を誘発する原因は、大きく分けると7つ。
肉体的障害、仕事で勝つ、負ける。家族関係が変化するなど。
そして、この転機を乗り越えて、
人が進める道は、実は3つしかありません。

尾崎直道の勝てない7年とは?学生王からプロへ転身した羽川豊がクラブを置いた理由は?大学院へ進んだ金子柱憲の意図は?三好隆がシニアになって初めて勝った道筋など、彼らの心の折り合い、あがき、必然的に訪れる幸運に触れてください。きっと、あなたの今から取り組むべき行動の中身も見えてきます。 」

<目次>
【序章】 プロゴルファーの生きざまから何が分かるか
  なぜプロゴルファーに注目したのか
  人生の転機と復活の方法
  彼らの言葉にたくさんの発見がある

【本編】プロゴルファー22人の苦悩と復活
 個性派人気ゴルファー 【佐藤信人プロ】
 人気解説者 【羽川豊プロ】
 論文のきっかけとなった人 【山本幸路プロ】
 シニアツアーでも活躍 【上野忠美プロ】
 シニアツアーで活躍 【三好隆プロ】
 迷いをリセットし再出発 【額賀辰徳プロ】
 テレビ解説の先駆け 【日吉定雄プロ】
 ツアープロというこだわりを手放す 【田島創志プロ】
プロゴルファーになる道
 ゴルフプロフェッショナル 【金谷多一郎プロ】
 割り切る生き方 【増田都彦プロ】
 おおらかに我が道を行く 【増田能成プロ】
 業界をリードしてきた 【増田光彦プロ】
 中嶋常幸プロに師事 【兼本貴司プロ】
 8年間アメリカへゴルフ留学 【吉川弘起プロ】
頂点にある「ツアートーナメント」
 病気全快してツアー復帰 【牧野裕プロ】
 学生時代から有名選手 【甲斐慎太郎プロ】
 九州の鷹 【鈴木規夫プロ】
 希望を捨てたわけではない 【浅野慶一プロ】
 長年シード権を維持 【鈴木亨プロ】
 早稲田大学大学院に学ぶ 【金子柱憲プロ】
 父が「ゴルフ会のドン」 【杉原敏一プロ】
 アメリカでの経験が宝 【尾崎直道プロ】
プロゴルファーの収入源

【終章】 違う道のプロやビジネスパーソンはこの本をどう読むか(寄稿)

<著者/多賀公人(たが・きみと)>
「KSB瀬戸内海放送キャスター兼プロデューサー。担当・制作番組多数。1963年岡山県玉野市出身。青山学院大学卒、サンフランシスコ州立大学留学。神戸大学大学院経営学MBA(ゴルフ実況歴20年、マンシングウェアオープンKSBカップ、関西オープンゴルフ選手権競技などの実況を通してのゴルフ人脈を活かした「プロゴルファーのキャリア・トランザクションに関する研究」を2013年に実施)。ユーキャン新語・流行語大賞の2007年年間大賞「ハニカミ王子(石川遼)」の生みの親としても有名。キャリアコンサルタント技能士」

著者本人によるPV
『プロゴルファーという生き方』という本を出版しました!(多賀 公人)




え~著者の多賀さんはワシの地元局のアナウンサーなんでよくTVで見かけてます。
ハニカミ王子が誕生したマンシングウェアオープンの実況も見てたんですけど、何十人ものプロゴルファーと交流があるとは知らなかったな。

まっ考えてみればKSB瀬戸内海放送はずっと永年男子ツアーを主催してたから、その辺のお付き合いがあったものと推察されます。今回神戸大学大学院経営学MBAで「プロゴルファーのキャリア・トランザクションに関する研究」を2013年に実施した20名分に後2名のプロゴルファーを加え計22名のプロゴルファーにして出版化したらしいです。

内容はこのように何十人から取材して同じフォーマットで書いていく構成本には共通する傾向として、だれか一人をピックアップするのではなく平等に扱うため単調で平坦になりやすい傾向がある。

しかし、この本は1人当りが平均8Pなんで普通のより踏込み感がありますな。
そして取材プロゴルファーはKSBエリアの中四国のプロが多いので知名度が低いプロが多いです。

プロゴルファーには他のプロスポーツと比べて引き際はあるが引退がない。
例えばプロ野球だと戦力外通告とか組織から引退を勧告をされることがない、いわば自分で引き際を決めるプロゴルファーの人生の転機は何か?を22人のプロインタビューを通じて分析しています。

■人生の転機を誘発する7つの原因
  ・肉体的・精神的障害 ・ツアーから一時的や部分的に去る 
  ・勝ち・負け ・経済的理由 ・家族 ・メンター ・むなしさ・未練
■7つのカテゴリーから抽出した3つのグループ化
  ・原因的現象(肉体的障害、精神的障害、経済的障害)
  ・影響的存在(家族、メンター・指導者)
  ・結果的現象(勝つ・負ける、ツアーから去る、虚しさ・未練)   と分析してます。

まっ大学の研究ってもプロゴルファーにインタビューが多いのでそんなに堅苦しくなく、またプロの引退理由に多いのはイップス(この本ではイプス)なんですが、かなりのプロがシニアツアー等への意欲は忘れていないのを見ると、引き際で折り合いをつけて次のステージでしっかり生きていますが、アスリートとしての血は未だに流れていることがわかります。

そして金谷多一郎プロがクラブに詳しい理由や、日吉定雄プロの解説者の原点、優しげな牧野裕プロの病気など知らなかったことも色々と教えてもらいましたな。

地元で新刊なゴルフ本はどうも評価しにくいが、
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

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