週刊パーゴルフが7月15日号より以前の体裁である中綴じに戻り紙面も地味に刷新されていて(笑)、昨年の6月に大幅リニューアルしたのにダメだったんだなぁと思っていた。

週刊 パーゴルフ 2014年 7/15号 [雑誌]週刊 パーゴルフ 2014年 7/15号 [雑誌]
(2014/07/01)
不明

商品詳細を見る


が、そこにこんなニュースが!

AOI Pro. Inc.「子会社の事業譲渡に係る基本合意書締結に関するお知らせ」 2014年08月04日

「本日開催の当社取締役会において、連結子会社の株式会社Pargolf & Company(以下、PC)及び株式会社P.A.R. Sports Marketing(以下、PSM、PC と PSM をあわせてPGという)が、PGの全事業(以下、本件事業)を株式会社ALBA(以下、ALBAという)の設立する100%子会社へ譲渡することに関する基本合意書を締結する旨決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。」

1. 事業譲渡の背景・理由
「当社は、平成23年4月、ゴルフに係る出版・広告・オンライン事業を行う株式会社パーゴルフ(現PC)を子会社化し、「週刊パーゴルフ」のブランド力・編集力に、当社グループが持つデジタル映像制作技術、エンタテイメントコンテンツ制作ノウハウと創造力を加え、雑誌メディアとオンラインメディアを融合させた新たな情報プラットフォームを提供することに取り組んでまいりました。しかしながら、雑誌メディアを取り巻く環境の変化を受け、当社グループ内における本件事業の位置づけ及び他事業とのシナジー等を改めて検討した結果、本件事業の事業価値を最大化するためには、当社グループ内での事業展開を継続するよりも、他の有力ゴルフメディアとの連携を図ることが必要であり、それが43年の歴史ある「週刊パーゴルフ」のブランド力をより強化し、ひいては、ゴルフメディア業界の活性化につながることになると確信し、今回の基本合意に至りました。」

AOI Pro.<9607>、子会社のPargolf&Companyの事業譲渡に係る基本合意締結 2014年08月04日
「テレビCM等のコンテンツの制作を行うAOI Pro.(東京都)は、平成23年4月に子会社化した、「週刊パーゴルフ」をはじめとしたゴルフに係る出版・広告・オンライン事業を行うパーゴルフ(現Pargolf&Company、東京都、売上高約14億円)及びスポーツ関連のコンテンツ開発を行うP.A.R. Sports Marketing(東京都、売上高約2千万円)の全事業を、ゴルフ関連出版事業を行うALBA(東京都)が設立を予定する100%子会社に事業譲渡することに「基本合意」した(メディア業界のM&A)。」

取得価額は非公表。
事業譲渡契約締結予定は平成26年9月中旬。
事業譲渡期日は平成26年9月末。  ((C) M&A仲介の株式会社ストライク)


つまり「週刊パーゴルフ」が今年9月に株式会社ALBAが設立する100%子会社へ譲渡されるということ。

創刊1971年の老舗ゴルフ雑誌「週刊パーゴルフ」は2009年に学習研究社から編集部ごと独立。
そして2011年4月株式会社パーゴルフ・プラスは学研パブリッシングよりゴルフ事業を承継、葵プロモーションの子会社となり、同時に社名を株式会社パーゴルフ(代表取締役社長広瀬有二)に。

万年ゴルフ雑誌2番手だったパーゴルフのこの辺の事情は 「ゴルフ週刊誌のFacebookが日本一になった理由(わけ)」の書評にも書いた。

ゴルフ週刊誌のFacebookが日本一になった理由(わけ)ゴルフ週刊誌のFacebookが日本一になった理由(わけ)
(2012/03/19)
広瀬 有二

商品詳細を見る


雑誌不況もありながら創刊40周年を迎える歴史と実績のある「パーゴルフ」には、まだ買い手がついて救いの手を差し伸べる企業もあった。そしてその当時いちゴルフ週刊誌のFacebookが日本一になったということもあり、若干の明るさもあったのだが、収支改善には結びつかず、てこ入れに元ゴルフダイジェスト・オンライン最高執行責任者だった大日健氏が2013年 Pargolf & Company代表取締役社長に就任。

株式会社パーゴルフは「週刊パーゴルフ」、「Go!gol.」などの出版事業に加え、オンライン事業、イベント事業などを拡大しゴルフに関連するあらゆるメディア&サービスを提供する事業体を目指し、2013年6月1日に株式会社Pargolf & Companyに社名変更し、「週刊パーゴルフ」を「Weekly Pargolf」としてデザインや内容を全面刷新したわけですが、

「Par & Co.のWebサイト「ParOn.」では、楽天と提携しゴルフ場予約サイト「楽天GORA」の予約サービスが利用できるほか、トーナメント情報、約10万点のフォトギャラリーなど、新鮮な情報を提供しています。また、有村 智恵プロなど多数の人気女子プロのオフィシャルサイトをオープン。紙媒体からデジタルメディアまで様々なメディアをフル活用し、魅力あふれる情報を提供し続けます。」

■「Weekly Pargolf」の特徴
・ 表紙デザインやロゴを刷新。機能的なエディトリアルデザインで、読みやすく、また読みたい情報をさっと読める、手元に置きたくなるスタイリッシュマガジンを目指します。

・ Webサイト「ParOn.」( http://www.pargolf.co.jp )との連動を行い、最適なタイミングで旬な情報を提供。
Webでは即時性のある情報を発信し、週刊誌ではゴルフ専門誌ならではの取材力を用いて「事実」に基づく「真実」を掘り下げたコンテンツを展開します。

ということで2013年6月25日号からPar Golfが新装され、体裁も中綴じから平綴じになり2色刷Pも増えたんだけどね。
 
週刊 パーゴルフ 2013年 6/25号 [雑誌]週刊 パーゴルフ 2013年 6/25号 [雑誌]
(2013/06/11)
不明

商品詳細を見る


「ゴルフ好奇心 パーゴルフ」をキャッチフレーズとし、好奇心・向上心の強いゴルファーの知的欲求を満たす豊富なコンテンツを提供します。としたのだが、好奇心・向上心の強いゴルファーはいなかった。

減収減益の流れは止まらず赤字で、ついにライバル会社である株式会社ALBAの傘下に。

この数年の迷走劇を見てると、雑誌不況もあるが、ゴルフ2015年問題(団塊の世代がすべて65歳以上になる)もあり、かつてのゴルフを支えていたサラリーマンがすべて定年を迎え、通勤でスポーツ新聞や男性週刊誌&漫画誌などを買うことがなくなる一方で中年以下の層はネット中心。本を買うメインの中年層も買わない状況に。

実際ゴルフ場市場は縮小の一途を辿っているわけで、
例えば、ピーク時の1992年には約2兆円の市場規模だったものが、2010年には約9600億円と半分以下にまで縮小した。
そしてゴルフ人口(1年に1回以上ラウンドしたことのあるゴルファー)は、最盛期の1992年には約1270万人が2010年には約810万人と最盛期の約6割に激減している。

もうゴルフ週刊誌なんて売れる時代じゃないな。
今年には表紙が一緒という情けない事象もあったし、コンビニもかさばる雑誌コーナー撤去しようかとう動きもあるしね。

今年にこのブログで書いたゴルフの各種問題
「ゴルフ雑誌のあれこれを考えてみる」
今年3月の週刊ゴルフダイジェストと週刊パーゴルフのライバル誌の表紙激似騒動
激アツの2か月ぶりの練習と「ゴルフ2015年問題」
2.16の練習と「コンビニで雑誌が読めなくなる問題」

まっワシは立ち読みと喫茶店での読みなんで一切ゴルフ雑誌は買わないが、なくなると寂しいけどね。

まあどうなるかわからんが、たぶん創刊40年以上も続く週刊パーゴルフなんで1から創刊するより固定客もいるんで続いて出版されるんでしょうな。多少は紙面変わるかもしれないが。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)