3日の夜は会社の花見だったが雨だったので、
ただ焼肉食って飲んで歌ってタクシー乗ったところで記憶喪失。(笑)

そして4日は二日酔いながら朝も早くから花見会場で立会いの仕事。。。。疲れたな。

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次は最近技術系の本を読みすぎて飽きてきたので、約25年前の読むゴルフ本です。

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複眼のゴルフ  毎日新聞社刊  1990年11月

<内容情報>
「ご存知「ゴルフ武芸者」がアマの名手と対戦。」

<目次>
「みちのくの一刀流-十和田国際カントリークラブ/沽券喰いの魔女-吉野カントリークラブ/君子のスピン-芦原ゴルフクラブ/卜伝のパット-白浜ゴルフ倶楽部/東海の巨松-大洗ゴルフ倶楽部/日田の逸男-別府ニットーゴルフクラブ/伊勢路の変化-桑名カントリー倶楽部/決闘なまず峠-赤穂国際カントリークラブ/秋風八本松-広島カンツリー倶楽部八本松コース/沖縄のジェス-琉球ゴルフ倶楽部/網元のスライス-釧路カントリークラブ/出羽の貴公子-羽後カントリー倶楽部/大山死鴉問答-大山ゴルフクラブ/入野の魔術師-甘楽カントリークラブ」

<著者/舟橋 栄吉>



最近技術的な本ばかり読んでいたので、気分転換にゴルフエッセイ的なものが読みたいと思って県内図書館から探して借りた本です。

この本は1980~1983年ゴルフダイジェスト誌連載「もぐら之介諸国漫遊記」34話のなかから14話を選び加筆したものらしくて、かなり古い昔の本です。
ワシは著者を昔の小説家の舟橋聖一氏と勘違いしていて、高名な小説家のゴルフエッセイとして読み始めたのだが、著者の舟橋栄吉さんはネットで検索してみてもなかなか人物像が出てこない人だった。

で、この本の巻末にあった略歴を見たら、
「著者は大正8年(1919年)生まれだから出筆当時61歳でハンディ5。都市野球プレーイングマネージャーとして活躍後、42歳でクラブを握り1年余りでシングルに。そして各種アマ競技で活躍、姪の舟橋由美子を女子プロとして育て、昭和50年代以降はゴルフ評論家として活躍。「ゴルフのため息 : トップ・ひっかけ・チョロ・OB」、「ゴルフ10体」、「 ゴルフ武芸帳 : もぐら之介十番勝負」、「ゴルフの歳時記 : 球すじの中に見た人生」など多数出筆。出筆時には過去5度のクラチャン経験者でもある実力者。」とのこと。

そしてタイトルにもなっている「複眼のゴルフ」とは、「野球人の目」と「歌人の目」という二つの目をあらわしていて、運動神経抜群で根っからの野球育ちの運動力学から見たゴルフと、あらゆる森羅万象と融合した自然を詠む歌人から見たゴルフの二面から見たゴルフという意味合いですな。

その二つの目を持った著者が、全国各地の14のコースで各ゴルフ倶楽部の代表者とマッチプレーで対決するエッセイです。
そしてその対決の内容も上級者ゆえの臨場感があり興奮させるのもさることながら、各地方ごとの自然風景に思いを寄せた歌とその地方の歴史観を表現した前説がとても面白いのである。

ただ、少し饒舌で説明的すぎるところもありますし、対決者もコース推薦の人のためハンディ1~10台までと様々ですし人間模様も様々でしたな。


著者のゴルフ観をこの本の中から少し書き出してみると、

ゴルフをやる人間というのは、どういうワケかいとも容易に「基本」に迎合したがるが、「基本」というものはよき先人が膨大な汗の中からそれを見出し、苦心のあげくそれを後世のゴルファーに遺してくれたものなんだ。
したがってそれを受け入れようとするなら、こちらもそれ以上の汗を覚悟して、襟を正してそれを受け入れるのが本当である。

今は頭のいいゴルファーが多くて、駅でゴルフ雑誌なんか買ってきてすぐそれを頭に入れて、これでよしと思っているがそれはとんでもない間違いなんだ。つまりゴルフというものは、頭の中に余計な知識を溜め込むと、球の前に立ったときにはそれが大変なプレッシャーとなって自分に襲いかかるんだ。
だからある程度の自己流が出来上がるまでは絶対にそんなバカな真似はしないで、自分のリズムが身についた後で少しずつ「基本」を受け入れ、生涯をかけてそのスイングを修正するという謙虚な精神さえあれば、いくら年齢をとってもゴルフはちゃんと伸びていく。
だから自分のスイングは、まずインパクトが出来上がり、次にフォロースルー、その次がフィニッシュ、そして最後にテークバックというぐあいに身についていった。』

『ゴルフは10回やって9回は無念の中で終わるゲームなんだ。
つまり神様は屈辱にたえられるようになってからでないと、歓喜というプレゼントは与えてくれないのだ。』


なかなか面白い。こんな非常に面白い文章が溢れていますな。

今まで知らなかったが、夏坂健さん、摂津茂和さんなどゴルフエッセイの達人達に勝るとも劣らないゴルフの名文です。
ただ少し脱線して横道に逸れすぎなところもあるのでそこが欠点か?ただこれは老人の常と思えば楽です。(笑)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
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