いつまでもドヘタなスコアをトップにあげていても恥ずかしいので(笑)、

次のゴルフ本の書評に進みますが、今回は気分を変えて楽しげなゴルフエッセイの書評です。

ゴルフとイギリス人 (ちくま新書)ゴルフとイギリス人 (ちくま新書)
(2013/08/02)
尾崎寔

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筑摩書房刊 1997年4月

<内容>
「ゴルフという窓を通して透かし見る、イギリスの人と社会と文化のさまざまな姿と味わい。ニヤリとしながらときどきドキリとする、洒脱で愉快なイギリス文化論。
 ゴルフといっても、本場イギリスはやっぱりひと味違う。その起源、歴史、道具、ルール、風土との関わり、ロイヤル・ファミリーとゴルフなど、とっておきのエピソードと知られざるイギリスの一面を、ゴルフを愛し、ユーモアと大人の遊び心を愛する著者が、愉快でおしゃれな語り口で書き下ろす。ゴルフ好きもそうでない人も、ニヤリとしながらときどきドキリ、ゴルフを通してイギリスの人と社会の奥深さにアプローチ。」

<目次>
1 ゴルフの歴史
   ゴルフの起源、日曜日はダメよ、ゴルフとロイヤル・ファミリー、近代ゴルフと道具
2 ゴルフとイギリス人気質
   ルール、ズル・ゴルフ、女性とゴルフ
3 イギリスのゴルフ・日本のゴルフ
   土地の広さ、ポロ、ゴルフコース、日本の中のイギリス、「スンタンドルーズ」

<著者/尾崎 寔>
「福岡県生まれ、旧満州で育つ。同志社大学文学部英文学科卒。同志社女子大学では伝統のシェイクスピア原語上演を長年にわたって指導。同大学名誉教授。主な著訳書に『ゴルフとイギリス人』、『とびきり愉快なイギリス史』、『とびきりお茶目な英文学入門』『英語名スピーチ集』、米詩人L. W.ハブル(日本名:林秋石)著作集の翻訳編集、『ハブルに会わなかった人たちのために』『ハブルに魅せられた人たちのために』など。」



このゴルフ本はゴルフとイギリス社会に詳しい英文学者が書いているエッセイです。

この本のタイトルと雰囲気から考えると、
イギリスに詳しい別の社会学者が書いた以下の本に対抗して意識したような気もしないではないが、

ゴルフと日本人 (岩波新書)ゴルフと日本人 (岩波新書)
(1992/05/20)
田中 義久

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著者いわく、一口にイギリス人っても地域によって人間性が違っていて、
イングランドは「キザ」、ウェールズは「ズル」、スコットランドは「ケチ」、そしてアイルランドは「アホ」らしいです。(笑)

またそしてワシも一言書いてるゴルフの起源説については、
スコットランド起源説、オランダ起源説、イングランド起源説と説明し、著者は最終的に古代ローマ起源説をとっているわけで、その理由として、

「古代ローマがイギリスに進軍し将軍ユリウス・アグリコラがバガニカ(羽毛をつめた革製のボールを木杖で打つ球戯)を持ってきて、カンブカ(地面の穴に球を入れる)へと進化し、それを現代のゴルフに仕立てて行ったローマ起源説をとっている。そしてヨーロッパに広がっていたクラブとボールを用いて遊ぶ類似ゲームは、最終目的としての「ホール」がないことがゴルフの直接のルーツではない」と説いていますな。

ふむ、確かに一理ありますが、
ワシもゴルフの起源説は一言じゃなくてたくさん書いてるでぇー!(笑)

「ワシ流の 「ゴルフの起源(ルーツ)」のまとめ(笑)」
「ゴルフ韓国起源説の真偽を探る。(笑)」
「魁!!男塾」完結とゴルフのルーツ「呉竜府」  結構マジにおもろく書いてます。(笑)

それから日本語と本場イギリス英語のゴルフ用語の違いとして、
日本で一般的な「セント・アンドリュース」は、英語では正式には「セント・アンドルーズ」であり、発音では「スンタンドルーズ」とかの薀蓄がたくさん書いてますね。え~ワシもアンドルーズで書いてますよぉ!(笑)

同じ島国のイギリスと日本、そして騎士道と武士道。

共通点もあり、まぁ嫌味でもなくすーっと読めましたけど、
ワシのこのゴルフ本の評価は★★★ですな。(満点は★五つ)

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