ピーター・アリスのゴルフ小説 「デューク」
今日は朝から地域の清掃作業をしたが、5月4日にゴルフ練習場でフルスウィングをしすぎた背中の筋肉(筋)が、なにげに未だに痛い。
そして今日は母の日。
妻は息子と娘から母の日のプレゼントをもらって満足そうでした。(笑)
え~好きな夏坂健さんのエッセイのような「読むゴルフ」の未読本がなくなって、最近は読みたくもないゴルフレッスン&技術本の書評が多くて不本意なんですが、なんとか見つけた古いゴルフ小説の感想を。
ゴルフ本を探し求め見つけた約30年前の古ーーーーーい文庫版のゴルフ小説です。

デューク (新潮文庫) 文庫 – 1985/12 ピーター・アリス (著), 水上 峰雄 (翻訳)
新潮社刊 1985年12月
<内容>
「~名手復活なるか!?~優勝賞金200万ドル!孤独なヒーローの戦い。
かつてゴルフ界に君臨した名手デューク・デントンは、愛する娘を事故で失って以来、トーナメントで一勝もあげていない。ハワイで行なわれる世界選手権で久々の優勝を狙っているが、デュークの再来と宣伝される新星コーネル、アジアのナンバーワン田名木などライバルは目白押しだ。だが、最大の敵は彼らではなかった・・・・・。孤独なヒーローの戦いを描く異色のゴルフ小説。」
<著者/ピーター・アリス>
「欧州ツアーで選手として50年代から60年代にかけて23勝した後、英国のテレビ局『BBC』のコメンテーターとして活躍し、アメリカのABC放送でも解説者として活躍。2012年世界ゴルフ殿堂(ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム)入り。」
ワシは本来、ゴルフ小説やゴルフエッセイ的なものを読みたいのだが、あまりなくて、仕方なくあまり読みたくもないレッスンや技術的な本を読んでるわけで・・・・・この本は自分でもよく見つけたと思うな。
今まで散々amazon他でゴルフ本を検索してきたのに、今までかすりもしてなかったのだが、ある時偶然見つけて感想も悪くなかったので読むことにした。
で、ネットで見つけて、amazonの中古本で注文して届くまでの間に作者のことを調べたんだけど、ピーター・アリスって元プロゴルファーの解説者の人しかいないんだよね。

しかしね、有名なプロゴルファーがゴルフ小説なんか書けるのか?という疑問がわいてPeter AllissのThe Official Websiteの中の「Books & Writing」を調べてみたが、この「THE DUKE(デューク)」はなかったんだな。。
だから本が届いて一番最初に確認したのが、この本の一番最後の翻訳者の解説コーナーだった。
それを読むと、著者は間違いなくあの有名なイギリスのプロゴルファー&解説者のピーター・アリスで、彼は色々本を出してますが、この小説が処女ゴルフ小説とのこと。
そしてまた日本ではベースボールマガジン社から1973年に「ゴルフなんかワケはない」って本も出てるようですな。
またネット上じゃ本の内容も作者のことも全然わからなかったので、注文して手元に届いてから上の「内容紹介」や「著者紹介」を本から拾い出して上に書いてます。
アーノルド・パーマーを彷彿させる主人公デューク・デントンは、40代前半を迎え娘の死後6年間も勝利から遠ざかっているが、かつてのゴルフ界でのスーパースターであり、今なお有名で熱心なファンが多いプロゴルファー。
ハワイで開催される第1回世界選手権で、三日間を終えライバルのジョニー・コーネルに6打差をつけ久々にゴルフを優勝を狙える位置にいた。
内容的にプロローグ、練習ラウンド、第一日、第二日、第三日、第四日、第五日、エピローグという構成になっていて、最初のプロローグと練習ラウンドの章で主人公と彼をとりかこむ人間たちの一人ずつ人生と性格を描いてから、後半のトーナメントに続いています。
内容はネタバレになるので詳しく書けませんが、有名なプロゴルファーが書いた小説なんで、試合の描写は当然のことながら、トーナメントプロモーター・マネージャー・キャデイ・ジャーナリスト・ライバルのプロゴルファー達を、非常に詳しく臨場感あふれた裏側を描いていて面白いですな。
ただ人間としての主人公は良い人なので読みやすいし最後がスカッとさせるのですが、なんせ登場人物が多すぎて、半分ぐらい読むまでは頭の中で整理するのに少し苦労したな。(笑)
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
評価はまぁまぁというところですが、関係ないけど、この本でウォルター・へーゲンの有名な名言の欠けていた部分を知れた点が少しうれしかったな。(笑)
今まで知っていたのが、
「ほんのしばらくの間いるだけだ。あせるな、くよくよするな。
そして必ず途中の花の匂いを嗅ぐのだ。」
で、どこにしばらくの間いるのかが分かった。
「いいか、ぼくらはここにーーーこの地球のことなんだがねーーー
ほんの少しの間いるだけなんだぞ。だから、花の香りをかぐ余裕をもてよ」
そして今日は母の日。
妻は息子と娘から母の日のプレゼントをもらって満足そうでした。(笑)
え~好きな夏坂健さんのエッセイのような「読むゴルフ」の未読本がなくなって、最近は読みたくもないゴルフレッスン&技術本の書評が多くて不本意なんですが、なんとか見つけた古いゴルフ小説の感想を。
ゴルフ本を探し求め見つけた約30年前の古ーーーーーい文庫版のゴルフ小説です。

デューク (新潮文庫) 文庫 – 1985/12 ピーター・アリス (著), 水上 峰雄 (翻訳)
新潮社刊 1985年12月
<内容>
「~名手復活なるか!?~優勝賞金200万ドル!孤独なヒーローの戦い。
かつてゴルフ界に君臨した名手デューク・デントンは、愛する娘を事故で失って以来、トーナメントで一勝もあげていない。ハワイで行なわれる世界選手権で久々の優勝を狙っているが、デュークの再来と宣伝される新星コーネル、アジアのナンバーワン田名木などライバルは目白押しだ。だが、最大の敵は彼らではなかった・・・・・。孤独なヒーローの戦いを描く異色のゴルフ小説。」
<著者/ピーター・アリス>
「欧州ツアーで選手として50年代から60年代にかけて23勝した後、英国のテレビ局『BBC』のコメンテーターとして活躍し、アメリカのABC放送でも解説者として活躍。2012年世界ゴルフ殿堂(ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム)入り。」
ワシは本来、ゴルフ小説やゴルフエッセイ的なものを読みたいのだが、あまりなくて、仕方なくあまり読みたくもないレッスンや技術的な本を読んでるわけで・・・・・この本は自分でもよく見つけたと思うな。
今まで散々amazon他でゴルフ本を検索してきたのに、今までかすりもしてなかったのだが、ある時偶然見つけて感想も悪くなかったので読むことにした。
で、ネットで見つけて、amazonの中古本で注文して届くまでの間に作者のことを調べたんだけど、ピーター・アリスって元プロゴルファーの解説者の人しかいないんだよね。

しかしね、有名なプロゴルファーがゴルフ小説なんか書けるのか?という疑問がわいてPeter AllissのThe Official Websiteの中の「Books & Writing」を調べてみたが、この「THE DUKE(デューク)」はなかったんだな。。
だから本が届いて一番最初に確認したのが、この本の一番最後の翻訳者の解説コーナーだった。
それを読むと、著者は間違いなくあの有名なイギリスのプロゴルファー&解説者のピーター・アリスで、彼は色々本を出してますが、この小説が処女ゴルフ小説とのこと。
そしてまた日本ではベースボールマガジン社から1973年に「ゴルフなんかワケはない」って本も出てるようですな。
またネット上じゃ本の内容も作者のことも全然わからなかったので、注文して手元に届いてから上の「内容紹介」や「著者紹介」を本から拾い出して上に書いてます。
アーノルド・パーマーを彷彿させる主人公デューク・デントンは、40代前半を迎え娘の死後6年間も勝利から遠ざかっているが、かつてのゴルフ界でのスーパースターであり、今なお有名で熱心なファンが多いプロゴルファー。
ハワイで開催される第1回世界選手権で、三日間を終えライバルのジョニー・コーネルに6打差をつけ久々にゴルフを優勝を狙える位置にいた。
内容的にプロローグ、練習ラウンド、第一日、第二日、第三日、第四日、第五日、エピローグという構成になっていて、最初のプロローグと練習ラウンドの章で主人公と彼をとりかこむ人間たちの一人ずつ人生と性格を描いてから、後半のトーナメントに続いています。
内容はネタバレになるので詳しく書けませんが、有名なプロゴルファーが書いた小説なんで、試合の描写は当然のことながら、トーナメントプロモーター・マネージャー・キャデイ・ジャーナリスト・ライバルのプロゴルファー達を、非常に詳しく臨場感あふれた裏側を描いていて面白いですな。
ただ人間としての主人公は良い人なので読みやすいし最後がスカッとさせるのですが、なんせ登場人物が多すぎて、半分ぐらい読むまでは頭の中で整理するのに少し苦労したな。(笑)
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
評価はまぁまぁというところですが、関係ないけど、この本でウォルター・へーゲンの有名な名言の欠けていた部分を知れた点が少しうれしかったな。(笑)
今まで知っていたのが、
「ほんのしばらくの間いるだけだ。あせるな、くよくよするな。
そして必ず途中の花の匂いを嗅ぐのだ。」
で、どこにしばらくの間いるのかが分かった。
「いいか、ぼくらはここにーーーこの地球のことなんだがねーーー
ほんの少しの間いるだけなんだぞ。だから、花の香りをかぐ余裕をもてよ」
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