今日の日曜日は今月初の休日でした。

が、朝は彼岸のための墓掃除1時間(メチャ広いんです)に、
その後は親父の施設に見舞い、そして16日のゴルフのための練習場へと結構忙しかったな。

16日は2ヶ月半ぶりのラウンドなんで練習に行くが、左の五十肩が痛くて出来は良くなかったな。

仕事の山が全然片付いていないですが、無理矢理16日は東児が丘に行きます。
まぁ仕事のゴルフコンペなんで上位に行くのはよろしくないから、まぁ適当にゴルフを楽しもうかと。(笑)



え~次のゴルフ本は、ワシがゴルフに開眼したわけでもなく、ただのゴルフ本のタイトルです。(笑)
読みたい本がまたなくなってきたので、またまた古い22年前のゴルフエッセイ本の書評です。

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われ本日ゴルフに開眼す 単行本
高橋 三千綱 (著)

マガジンハウス刊  1993年8月

<内容>
「36歳でゴルフを始めた。きっかけは、病後のリハビリのためだったが、10年間でオフィシャルハンデ9のシングルプレーヤーにまで上達。その極意は何だったのか?悲しみと屈辱と高揚と不眠の夜の繰り返し。三十四歳の時大病を患い、リハビリの為に始めたゴルフ。そのゴルフによって本当の自分に出会えた驚きと、かけがえのない友を得た喜びを描いた体験エッセイ。」

<目次>
1 修業の記/(三十五歳、大病後、発心す/悲しきかな研修生/悟りと絶望の繰り返しなり/
          修業時代におけるすこぶる気楽で小生意気なつけたし)/
2 挑戦の記/(川奈を攻める/「怪物」を見に行く-川岸良兼に学ぶこと/ジ・オープン賛歌)/
3 交遊の記/(神和住純/渡辺貞夫/大内延介/丸山茂樹/武宮正樹/日野皓正/森末慎二)/
4 英国ゴルフ場探訪の記

<著者/高橋三千綱>
「作家、漫画原作者。1948年生まれ。サンフランシスコ州立大学、早稲田大学中退。スポーツ新聞記者を経て、74年『退屈しのぎ』で群像新人賞、78年『九月の空』で芥川賞受賞。83年には自作『真夜中のボクサー』を映画化し、監督も務めた。以後、青春小説、恋愛小説、経済小説、ゴルフ小説、時代小説と幅広い作品活動を続け、数多くの漫画原作も手がける。エッセイにはベストセラーとなった『こんな女と暮らしてみたい』がある。執筆当時胃の3/4を摘出してながらも剣道三段・空手二段・ゴルフハンディ9。」





高橋三千綱さんといえば、ゴルフ物小説・エッセイ・漫画原作の大家でして、小説(あとで漫画化)「フェアウェイに見る夢」と「オン・ザ・ティ」は泣けて泣けて、ワシのゴルフ本書評コーナーの中で評価は上位です。

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ゴルフ本 高橋三千綱 「フェアウェイに見る夢」
高橋三千綱 「オンザティ」→「涙」→「フェアウェイの涙」
上記以外に読んだゴルフ作品として、「高橋三千綱発東京通信」、「風の誘い」、「あの一打 」、「倶楽部チャンピオン物語」、「我が人生にゴルフあり 本日、ベスト8になる」 があります。

そして、マンガでは「Drタイフーン」、「我が人生にゴルフあり」、「オン・ザ・ティ」、「プロゴルファー」、「新プロゴルファー」、「BJボビィになりたかった男」、「フェアウェイに見る夢」などがあり、最近ではアルバで「光る風」を連載してましたけど、時代がそうだったのか?ワシは特にバカバカしい「Drタイフーン」が好きでしたな。(笑)

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「前略 高橋三千綱先生 ゴルフで光る風が見えますか?」
「ALBA連載中の高橋三千綱・高橋功一郎さんのゴルフコミック「光る風」連載終了に思うこと。 」

まぁ近年の雑誌不況&読者層(及びゴルフ層)の高齢化により、ゴルフ漫画(コミック)も廃れてきたワケで、このブログの「ゴルフコミック(漫画)」コーナーも閑古鳥が鳴いてる状況でして(笑)、昔に一世を風靡した三千綱漫画独特の勝負に非情になれない心優しき素浪人タイプの主人公もお呼びでない時代遅れとなったような気がするな。

まぁ、そんな中で読む本がなくなったので、昔の元気だったころの高橋三千綱節満載のエッセイを読んでみることにした。


第1章は36歳で胃の3/4を摘出した大病の後に、たまたま行ったショートコースで第1ホールがバーディ+ハーフ5オーバーでゴルフにのめりこんでプロゴルファーを目指したゴルフ修行の話。研修生もどきの修行時代の事やプロアマでのプロの話。(これは以前のエッセイで知ってました)

第2章は夕刊フジの企画で川奈のフルバックを元プロ野球の平松氏とプレーした時のホール別詳細と感想。(ハンディ6の平松氏が85、高橋さんが90。)そして怪物川岸良兼やジ・オープン賛歌。

第3章が雑誌「ゲイナー」でのゲストを迎えてのトーナメントコース挑戦記。これも各コース及びショット詳細感想記で日野皓正との話が面白かったな。

第4章が一人で全英オープン開催コース(当時はロイヤル・トルーン)を最終日の次の日にプレーするために訪英。まず一人で予約もせずプレストウィックへ。最初の日は104、次の日79。キルアーノック82、グレンイーグルス90、ロイヤル・トルーン87。そしてセント・アンドリュース・オールドコースでのプレー。ゴルフの聖地スコットランドでの感動と苦悩のゴルフ探訪記。

この本は、タイトルのような技術的なゴルフ開眼物語じゃなく、
夏坂健さん好きなワシにはうれしかったのが、第4部のたった一人でのスコットランドでのプレー記録でした。

別にスコアとか関係なく、ゴルフを愛する一人間としてリンクスでの一人ゴルフ旅の描写がうまいですね。

今は体調悪化のため納得のゴルフが出来なくて忸怩たる諦め枯れた三千綱さんですが、さすが元最高ハンディ8です。
ゴルフの描写が詳しく、ゴルフに対する愛情をひしひしと感じさせてくれます。

この本のあとがきに書いていた、「ゴルフとは自分の意のままにならないことがこの世にもあることを知るゲームであり、ただひたむきになることこそが上達の方法であることを知らしめられるゲームであり、悲しみも喜びも自分の胸の中で噛み締めなくてはならない過酷なゲームである。そしてゴルフをしながら、私はいつでも、少年時代の自分を引き連れているような、そんな照れくささをいつも感じていた。」 この文章を読むと、ゴルフ対してのひたむきさと優しさを感じる人ですな。


これほどゴルフを愛す高橋三千綱さんに比べると、あの伊集院静はダメですな。

伊集院はゴルフが上手いという都市伝説に乗った上に、
それをうまく利用し美辞麗句を並べるだけの、タダの不正直なええかっこしーです。(笑)


また、同じく小説家でも、ゴルフに燃えてプロ挑戦記を書いた川上健一は、憎めない愛想があるから良いけどね。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
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