昨日はワシの誕生日で、我社には誕生日休暇という制度もあるのだが、
休めず、ストレスの溜まる忙しい日が続いて、最近ではしばしば立ちくらみもあったりしてます。

ストレスのために自律神経がどこかに出張したか?それとも重大な病気の前兆か? 
心配ながら、しばらく様子をみます。(汗)



え~次のゴルフ本は、昔の文豪のゴルフエッセイです。

本来なら、ここのブログ書きがストレス解消法なんですが、今回はストレスはとれないな。(だいぶ前から下書してるし)

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ゴルフ談義 (1977年) 丹羽 文雄 (著)
講談社刊 1977年4月

<内容>
「ゴルフ歴20年こえる文壇一の作家が語る実感ゴルフォーズ・ダイアリー。ゴルフ仲間との交遊、自己鍛練のウルトラCをここに明かす。」

<目次>
①苦渋に満ちた私のゴルファーズ・ダイアリー
②膨大な技術指南情報の洪水の中で
③アマチュアの迷いと発見と錯覚と
④ゴルフと小説に淫した人生また愉し

<著者/丹羽文雄 1904-2005>
「小説家。三重県四日市生まれ。 1929年早稲田大学国文科卒業。帰郷して僧職についたが,『鮎』 (1932) が永井龍男に認められて上京。 1934年『海面』『甲羅類』『象形文字』『贅肉』などで人気作家となった。 ゴルフを愛した人としても知られ、文壇にゴルフを広めた人で、源氏鶏太、柴田錬三郎、阿川弘之といった文士たちと共にゴルフを楽しむ『丹羽学校』を主催。」

niwa.png niwaswing.png著者のスウィング(お歳を考えればgood)

作者丹羽文雄氏は流行作家で、51歳でゴルフを始めハンディ8になったぐらい熱心で、後に文士達と「丹羽学校」を主催していたが、晩年には娘さんの本田桂子さんが「父・丹羽文雄 介護の日々」を出版し、美丈夫の父がアルツハイマーと母も痴呆があらわれ「心を失った」両親を11年間も介護し続けたことを告白してます。

ワシは文学青年であったが、小難しいのが好きで(笑)、著者の作品は一度も読んだことがなかったが、1977年講談社、1983年潮文庫、1993年潮出版社;〔新装版〕と3度出版されているこの本を、今回古書に当たる初版1977年版を読んでみました。(なんと38年前のゴルフエッセイです。笑)

まぁなんでこんな38年前の古い本を読もうとしたのかというと、以前、元「群像」の鬼編集長大久保房男氏による「文士のゴルフ―丹羽学校三十三年の歴史に沿って」 を読んで文壇の伝説の「丹羽学校」について面白く読んだ記憶があったからですな。

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この「丹羽学校」というのは、簡単に説明すると、学校と言いながらも基本は、51歳でゴルフを始めハンディ8になった文壇一ゴルファーの作家丹羽文雄のもとに集った文士たち作家同士の定例コンペを学校に例えたもの。
で、校長丹羽文雄氏は、その当時のNO1腕前だったので、校長としてその技術を学ぶということで丹羽学校と呼ばれ、昭和37年から平成7年という33年間の間に作家が数多くが参加していたわけです。


え~非常に前説が長いのだが、昔のことなので、
これくらい説明してないと、「丹羽文雄」も「丹羽学校」も意味がわからない可能性があるからね。



そろそろこの本の内容にふれると、これは「日刊ゲンダイ」昭和51年1月7日号~5月13日号連載をまとめたゴルフエッセイ集です。

51歳でゴルフを始め6年後にシングルになり、執筆当時71歳でハンディ8の文壇一のゴルファーの作家のゴルフ悩み記です。
著者いわく「アマチュアは必ずこの本から何かを得られることと私は信じている。アマの悩みは私の悩みであり、それを私なりに解決をつけたからだ。」と巻頭に書かれてます。

今まで文壇(小説家)では高橋三千綱さんハンディ9を筆頭に、河上徹太郎、大岡昇平、三好 徹、川上健一、伊集院静の諸氏がゴルフエッセイや小説を書かれているが、丹羽文雄さんがハンディ8で一番上手かったわけです。

で、この本を読むと、50歳を超えてゴルフを始めたが、生来の研究熱心さと運動神経の良さと練習熱心さが相まった、ゴルフに対する探究心には敬服します。というか、良い意味でのゴルフバカです。(笑)

スウィングに迷って悩む苦悩と、考え通りに思った球が打てた時の恍惚、そしてせっかく掴んだコツも次の日には消えるという、ゴルファー特有の症状を語り、また70歳を過ぎて尚、ゴルフ雑誌を読み漁り、絶えずゴルフのことを考えては家でクラブを振ったり、試行錯誤の日々を綴っています。(笑)

著者がプロに言われた「ハンディ8とか9というシングルは、シングルのうちではない。本当のシングルは5以下。8や9だと、すぐに13、14のハンディと同じになってしまう。」という言葉があらわすように、ゴルフは奥深いです。

アベレージはシングルは完成された域としてすごいと思いがちですが、そうでもなくシングルでも悩みいっぱいなんですよ。

内容は文壇ゴルフ(丹羽学校)のこと、プロのスウィング分析などから、ゴルフ日誌をつけているのにすぐ忘れる癖、テークバックが浅くスウィングが早い・左肩・スタンス・グリップ・コックの考察など、ずっとゴルフについて、ああでもない、こうでもないと模索し続けた迷いと発見の21年間ですな。

よわい71歳にして、練習場で汗をかいたりコースをまわった回数は2250回に達していても、開眼と閉眼の繰り返し。
ゴルフの業の深さです。しかし、シングルの悩みですので、書いてる内容は少し小難しいです。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

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