今年の正月休みは何年かぶりに1日も休日出勤がない平穏な、いやヒマ過ぎな休みだった。
まぁたいしたことやってないけど、正月恒例同級生との麻雀大会は久々に優勝したな。

年末年始にこのブログは更新していなかったけど、意外にアクセスはありましたな。(笑)

え~仕事なんかしたくなけど、暇すぎるのも困るし、新年第1発目の投稿はゴルフ本の書評コーナーです。

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全力中年 遅咲きの花が咲き続ける理由 (朝日新書)
藤田寛之 (著)

朝日新聞出版  2015年10月

<内容>
「肉体的な衰え、勝負の結果、プレッシャー。そんな「人生の現在地」をそのまま引き受ける。今のベストを尽くすために―。優勝しても控えめな笑顔、ショットがうまくいかなくても悔しさを顕わにしない。己を褒めない、弁護もしない。それが、「今」にとどまらず、つねに「次」を見ているプロゴルファー・藤田寛之の在り方。人生の駒を先に進め続ける男の“背筋が伸びる”人生論。

年間賞金ランキング上位常連、「中年の星」として同世代に希望を与える プロゴルファー・藤田寛之。
年齢に抗うことなく自身を冷静に見つめ、 高みを目指すことをやめない強くしなやかな心身は、どう培われ、なぜ進化しつづけられるのか。 藤田流「人生2周目の在り方」50のヒント。」

<目次>
●第1章 「立ち位置」を知る
  楽しめないのは、実績を積んだ証拠
  不調のときは、目標を「下方修正」する
  何度でも「原点回帰」してやり直す
  衰えは「頭」で食い止める /ほか

●第2章 「ルール」に従う
  自分自身の「経験則」を曲げない
  「技術」がメンタルを強くする
  熟練が「幸運」を呼び込む
  心よりも技、技よりも体!
  「体感」を通じて目標を設定する
  「長期目標」を設定しない
  実力は「本番」でのみ、上乗せされる
  答えは「問題のなか」にしかない
  失敗は成功のためにある /ほか

●第3章 自分を映す「鏡」をもつ
  助けてくれる人はいるか?
  「ロールモデル」を信じ続ける
  「真似」することを恐れない
  同じ道を歩む「先人」に学ぶ
  仲間のために泣けるか?
  「直感」を信じる
  本当の「プロ」と仕事をする /ほか

●第4章 「居場所」を見つける
  「仕事人間」上等!
  自分の「故郷」は自分で決める
  「親不孝」をしていないか?
  「親バカ」くらいが、ちょうどいい!
  心から「好き」でなければ続かない
  理不尽なことも「笑い話」になる
  ルーティン的な「時間」をつくる
  子どもの前では、ただの「父親」でいい
  父親とは「存在」である
  人生のパートナーに感謝する /ほか

●第5章 「経験」を伝える
  若手の成長を喜ばしく見守る
  「時代遅れ」を改善する
  「世界の変化」を肌で感じる
  情報に対する「感度」を上げる
  真っ当な「批評眼」をもつ /ほか

<著者略歴/藤田寛之>
「1969年生まれ、福岡県出身。高校生から本格的にゴルフを始め、92年にプロ転向。97年のサントリーオープンで初優勝。2001年から13年連続で年間獲得賞金が5000万円を超え、賞金ランクも25位以内を維持。12年には賞金王を獲得。ツアー18勝(15年8月現在)。葛城ゴルフ倶楽部所属」




今まで藤田寛之プロの本としては、「藤田寛之のゴルフ哲学」 と、「藤田寛之 シングルへの道 (趣味Do楽)」 を読んできたが、

この本は今までのゴルフテクニックを教える技術的な本とは違い、人間藤田寛之が語る人生論です。
ゴルフ人生を中心に、これまでに考えてきたこと、今考えていることを正直に飾り気なく語っていますね。

遅咲きのプロゴルファーでアラフォーの星の藤田プロは、20代で1勝(28歳で初優勝)、30代で5勝、40代で12勝、ツアー通産12勝で、2012年43歳で賞金王という遅咲きで中年になってから強くなったプロ。

最近のパワーゴルフの中で、同期のトップを走ってきた丸山茂樹プロも故障して、藤田寛之プロはワシより小さな身体の168cm・70キロでトッププロとして君臨しているわけですが、ただ2012年絶好調で賞金王を獲得するも、2013年春に肋骨骨折の影響のため、現在はベストの調子ではないが依然として活躍中である。

この本では、「自分を知る力」が自らのスコアメイクの最大の秘密として、クールに立ち位置を知ることや居場所を見つけることが藤田プロの強さと語っていますな。

この本で初めて知ったのは、あの故中部銀次郎の息子でトップアマ中部隆さんが仲の良い友人だったこと。

そして、プレーが安定してきたのは、心が強くなってきたわけではなく、技術を磨き続けたからであり、体あっての技術であり、技術あっての心であるとの信念や、師匠芹澤信雄プロとの関係、朝食後のルーティーンがコーヒーだったり、日本のゴルフ場が世界スタンダードに比べ時代遅れの戦略性のないコースのために世界で通用しないなどの持論など語っていますね。

そしてゴルフのこと以外に教育論・家族のあり方まで、自分の経験を踏まえながら書いた一風変わった本でしたな。

気になった箇所としては、ゴルフで最終的に一番大事なのは、1.5m以内のパットであること。
ツアープロで1.2mのパット成功率は70%で、1.5mになると35%にまで落ちるため。

そして最後になったが、タイトルの「全力中年」は中身と語呂の良さで、スキマスイッチの「全力少年」の言葉をイメージしてつけたような気がするな。 まぁこの「全力中年」というタイトルは藤田プロが付けたのではなく、編集者がつけたような気がしますけどね。(笑)

この本は半月ほど前に読み終えた本で、今回アップするのにもう一度読み返したのだが、

う~む、ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

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