休みだった16日(土)、友達のお父さんの通夜が夕方からあるので、
午前中に何か月ぶりにゴルフの練習を始動しようかと思ってクラブを車に積んで出かける途中、
携帯にオヤジの入所している施設から、「お父さんの具合がどうも悪いので来てください。」と連絡があった。

以前このブログで書いたように、オヤジはもう1月いっぱいと医者からは宣告されていた。

さっそく見舞いにかけつけてみると、確かに死期が迫っていて、ここ数日が山という状況だった。
口を開けて、ほとんど目も開いていないし、息もしているのかどうかもわからない状態。

すぐに妻や家族・親戚に連絡して、自宅に帰りクラブを車から降ろし、友達の通夜の香典を仲間に託し、
死んだ場合を考え、数日会社を休むことから、会社に行き、急ぎの仕事の段取りとか自宅で出来るように、
USBにデータを保存などをして施設に戻った。

もう妻や親戚が何組も訪れていて、夕方からは私がベッドのそばについていたが、
まぁ明日が山かな?って油断して、、何も動きのないオヤジのそばで、スマホをいじくったり眠気でウトウトしていたら、
たまたま回ってきた係員が様子を見て、「えっ!息をしていない!」と言い、あわてて担当を呼びに行った。

私も脈を計ったり、心臓を触ったりしたが、ダメでしたな。
スマホをいじっくてるうちに死んだわけで、情けないと言えば情けないが、それほど静かに逝ったのだ。

その後は、あわただしく葬儀の準備や連絡をなどをしたが、
友引があったり希望のホールが空いてなかったりで、結局通夜が19日、葬儀が20日に。

準備期間がありすぎて、余裕を持って打ち合わせもできたし、
3年前に亡母を送ったホールだったので前回の実例・見本があり結構余裕でしたな。


ワシはオヤジはもう88歳なので、大酒飲みの割に、よく長生きしたと思っていた。

それに今までそのお酒のせいで、酔っぱらって大声をあげ、子供のころから家族(母・姉・私)が苦しめられてきたので、死に対して別に何の感慨もなかったし、妻もまた、顔を合わせないほど嫌っていたからね。

喪主として妻と色々相談しながら段取りを進め、なんとか通夜を無事に終え、葬儀の今日は、最後の喪主挨拶を通夜と同じじゃ芸がないと思い、昨日通夜のあと深夜に葬儀の挨拶を作り直した。

恥をさらすようで迷ったが、通夜のものを、より詳しくオヤジなりの人生を語った挨拶内容だった。


外では明るい酒でしたが、家では酒におぼれ単純で不器用で、馬鹿正直なオヤジ。

その人生を息子の想いで語ったのだが、読んでるうちに不意になぜかしら、途中で声がつまり涙が出てきた。

え?自分でも信じられない感情。。。。オヤジに対して私が泣くなんて。。。。

今迄オヤジに対して怒鳴ったり怒ったりあきれたりしたことは数えきれないほどあったが、今まで50数年一度もオヤジに対して涙など一滴も流したことがなかったのに、なぜ?涙が流れる?


そこで抑えきれない感情、声につまり涙声になったが、気を持ち直して、なんとか挨拶を続け終えることが出来た。

自分でも全然予想もしなかった、涙という意外な感情。
世話になり恩のある母の葬儀の時にも起こらなかった涙という意外な感情。


葬式が終わった後、同じく今までのアル中の歴史を知る兄弟、叔父叔母、いとこ達も挨拶で泣けたと言ってくれた。
型どおりの挨拶じゃないところが良かったと、照れるほど褒めてくれた。ついでに妻もね。(笑)

私たち一族だけが知り、共有できるダメなオヤジへの哀憫の感情。

ワシは両親を送り、これでもう喪主をすることはないだろう。 疲れて寝る前にここに残しておこうと思う。

しかし、仕事が山積み。明日は会社に顔を出さないとまずい。(汗)

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