次のゴルフ本は14年前のゴルフ本なので少し古いですが、往年のビッグ3の一人であるゲーリー・プレーヤーの本です。
若い人は知らんと思いますが、ビッグ3の残り二人はアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラスです。

それでパーマーとニクラスの本はたくさんあるのですが、ゲーリー・プレーヤーは南アメリカ出身なんで、アメリカの有名選手に比べてゴルフ本は少ないです。


え~このゴルフ本は難しくなく本当に読みやすい本です。いかにも青春出版の本って感じでした。(笑)

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ゴルフから学んだ誇りある生き方―18ホールの中に、人生のすべてが集約されている (プレイブックス・インテリジェンス)
ゲーリー・プレーヤー(著)/ 青木安輝(訳)

青春出版社刊  2002年

*この二つの画像は日本語版と英語版の本の表紙です。

<内容>
「世界で5人しかいないグランドスラマーの1人であるゲーリー・プレーヤーが、40余年のゴルフキャリアの中で、数々の成功と挫折を通じて得た人生のエッセンスを、初めてつづった一冊。頂点を究めた男ならではの珠玉のメッセージが詰まった本書は、単なるゴルフ論を超えて、読む者に生きる指針と誇りを与えてくれる。待望の日本初翻訳!」

<目次>
なぜゴルフをするのか?/成功/学習/感謝/恐れ/勝利/名誉と尊厳/フィジカル・トレーニング/
スポーツマンシップ/探究/家族/意欲/目標/転機/永遠のゲーム

<著者略歴>
ゲーリー・プレーヤー
「1935年南アフリカ生まれ。A・パーマー、J・ニクラウスとともに“ビッグ3”と呼ばれ、世界のツアーで大活躍。メジャー大会9回(マスターズ3勝、全英オープン3勝、全米プロ2勝、全米オープン1勝)の優勝をはじめ、PGAツアー、PGAシニアツアーを合わせ、ツアー通算160勝以上の実績を誇っている」

青木安輝
「1958年東京生まれ。東京大学文学部卒業。(有)エヌ・エル・ピージャパンの代表取締役として、NLP(神経言語プログラミング)を応用した企業研修・講演、個人カウンセリングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 」





ワシは今までにプロゴルファーの伝記・自伝としては、外人ではボビー・ジョーンズ、ウォルター・へーゲン、ベン・ホーガン、サム・スニード、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、リー・トレビノ、トム・ワトソン、アニカ・ソレンスタム他。そして日本人では林由郎・戸田藤一郎・陳清波・青木功・樋口久子・岡本綾子・古閑美保・中部銀次郎・安田幸吉などの伝記・自伝を読んできました。

でも、この本はゲーリー・プレーヤーの自伝っていうより、むしろ自らの生き方・信念を語った本でしょうかね。

その前に、G・プレーヤーの紹介ですが、彼は世界中のツアーで通算160勝以上にグランドスラムも獲得した名プレーヤーです。

身長は168cmと小柄ながら、1950年代後半から米国ツアーに参戦。65年に29歳で「全米オープン」を勝つと、ベン・ホーガン、ジーン・サラゼンに次いで史上3人目のキャリアグランドスラムを達成。現在も米国人以外ではただ一人のグランドスラマー。
そして黒を貴重としたウエアを好み、「南アの黒豹」、「ブラックナイト」の異名を持つ。また彼のプロゴルファーには珍しいウエイトトレーニングは有名ですな。

猛練習とトレーニングで知られるプレーヤーなので、ベン・ホーガンの「ゴルフがうまくなる秘訣は泥の中にあり」という名言を例に出して、決意と猛練習こそが成功の秘訣であり、ゴルファーにとって大切な資質として、「忍耐、精神的回復力、明確さ、好奇心、才能」の5つの要素をあげている。
ここでの才能ですが、「ゴルフの目的は、自分の才能を正確に知り、それを使っていかに自分のゴルフゲームを進歩させるか」ですので、自分の長所が何であるか知り、その強みを出来るだけ引き出すことに焦点を当てるべきと語っています。

全英オープンで自分史上最高のショットが打てた経験から、プレッシャーで恐怖心に襲われたときにこそ、「この瞬間に、自分の最高のショットを打つために、人生をかけて練習してきたんじゃないか。今までの準備の成果を信じろ。グリップをチェックして、スタンスをチェックして、狙って、そして打て」と言い聞かせたエピソードも語っています。

そしてこの本の中に書いてあったG・プレーヤーの代名詞である「日課の1時間のエクササイズ」の内容は、

・自転車こぎ30分
・腹筋合計300回
・手首の捻転(2kgの重りを棒からロープに吊るし、それを巻き上げ巻き下げる)
・片足スクワットを3セット
・様々な種類の腰のストレッチ
・重い素振り用クラブで右利き100回スイングと左利き100回スイング


そしてこれは、やりたくない気持ちが強い時に、エクササイズの日課をきちんと全部こなすことは、単に自分の身体を鍛える以上に、試合でプレッシャーがかかった時に、自分を支えるのに必要な精神力が養われるとしています。

そしてタイガー・ウッズのグランドスラムを獲得するための全英での準備・プレーと心構えを例に、目標の大切さと戦略の重要さを教えてくれます。

ゴルフの目標は、最も少ない打数でボールをカップに入れること。

それを実現するための戦略は、どのショットも、次のショットを完璧に打ちやすいところに持っていくこと。目的地から逆に辿って考えること。ミスショットで「ラウンドを通しての最小スコア」という最終目標を見失ってしまいがちで、そこで自分の能力以上の馬鹿げたショットを打とうとするわけです。

そこであなたの意志力と忍耐力が試される。トラブルのときはまずボールを安全なところに戻して、後にまたチャンスが来るまで踏ん張ろうとすることが大切。

そして、ゴルフにおいては誰か他人を責める事は出来ないし、どのような言い訳も成り立たない。その日起こったことは全て、自分が引き起こしたことであり、他の誰のせいでもないという自覚が大事。

だからゴルファーとしての毎日は、自分の心の奥底を見つめて、自分が正直であるか、自分自身の真実と向かい合っているかということが試されるテストの連続でもあると信念を語っています。

そして先日同じ南アメリカのルイ・ウェストヘーゼン(34)、シャール・シュワーツェル(31)とメジャータイトルを持つビッグネームが続々と五輪辞退を表明したことに対して非常に残念がっていましたな。

この本は青春出版らしく、難しくなく読みやすい本です。しかし微妙に翻訳が少し気になったかな?

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ) 

そんなこんなで目標のゴルフ本書評コーナー600まで、あと2冊!! カウントダウンです。
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