今年は雪がすごいねぇ。かなわんわ。

え~と、しょーもないネタばかり書いてたら、大人のオジサマとしての威厳がないので(笑)、
次はまたまたゴルフ本の書評ですが、またまた古い本をひっぱり出してきました。

ジーン・サラゼンの自叙伝ですが、なんとアメリカで原書が書かれたのが67年前になり、もはや古書の類です。

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「ジーン・サラゼン回想録 ゴルフ・チャンピオン生活栄光の三十年」
ジーン・サラゼン(著),上津原 時雄(訳)   
ほるぷ自伝選集 スポーツに生きる(全21巻の11として) ほるぷ刊 1981年


ただ日本初版は1978年ベースボール・マガジン社から出てます。
そしてこの本がサラゼンの手により書かれたのは1950年(サラゼン48歳)というから遥かなる昔ですな。




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ワシが「ジーン・サラゼン」の名前を聞いて思い出すのは、
①サンドウェッジの発明者
②1935年第2回マスターズ最終日の15番でダブルイーグル(アルバトロス)で優勝
③「ジーン・サラゼン ジュンクラシック」で日本でもおなじみ    の3点ぐらいだった。


後年、自らの名前を冠した「ジーン・サラゼン ジュンクラシック」トーナメントでは毎年姿を見せていましたので何度もTVで見かけたな。(ただこの本は1950年書かれたのでそのことにはまだ存在しない)

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ボビー・ジョーンズの序文には、「ジーン・サラゼンは優勝以外は考えていないポジティブさと熱意が特徴で、この本は強情な小男の成功物語であり、目標をはっきり定めて、自分が持ってる能力を現実的に評価して、一生涯その目標に向かって突進していった男の物語である。」とあります。

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ジーン・サラゼンは小兵ながらもキャディからプロになった若き天才で、1922年に20歳で全米オープン優勝、1932年に同タイトルと全英オープン優勝、35年マスターズ、40年に全米オープン2位と息の長いプロで、農場も持っていたので、自らを「プロゴルファー兼百姓」と名乗っていた。
また、たいしたケガも故障もなく1999年に97歳で大往生したぐらい息の長く丈夫なプロゴルファーでしたな。

この本には、バンカーが苦手で1931年サンドアイアンを作ったエピソードに、マスターズでの4Wでのダブルイーグル秘話。
そして対戦プロ、トーナメントの思い出や日本を始め数々の国へのエキシビション旅行のことなど面白く読みましたね。

中にはゴルフのレッスン的な項目もあり、「ゴルフの75%はグリップ」」との信念があり、サラゼンは小さな手と短い指だからインターロッキンググリップでした。

そして少し変わってたのが、近代ゴルフの名手たちという章で、過去30年で誰が強かったかを、評価の基準として、どのメジャーに優勝したか?どの位期間チャンピオンの座を守ったか?という評価で、「1919~1949年の30年間で最も傑出したゴルファーは、ボビー・ジョーンズとウォルター・へーゲンの二人だけ。」と断言しています。

ジョーンズは傑出した頭脳の持ち主、へーゲンはウッドクラブが一番ヘタだったがショート・アイアンは正確無比であり、美しいハーフ・トップ・ボールを打つ、そしてベン・ホーガン、バイロン・ネルソンは両者甲乙つけがたいなどと解説した以下が著者の36名の名手のランキング表です。(次ページは省略)

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そしてこの続きには、1番アイアンから各クラブごとの名手を4人に羅列もしてます。
これは面白い評価であり珍しい分析でしたな。(笑)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★(満点★3)です。

 
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