2週連続で休日出勤したので、何をするかまだ決めていないけど、今日は代休にします。

明夜は大学のOB会の予定、今週末はお盆の墓参りに備えて墓周辺の草狩り&掃除予定(+レンジも)、
そして7日夜はウチの管理する各社の懇親会でワシがまた幹事で司会のため、ビンゴの賞品準備中です。(笑)



え~次のゴルフ本も古くて、約29年前に出た日本では珍しいゴルフエッセイ集ですね。

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「短い鉛筆―フェアウェイで拾ったゴルフエッセイ集」
南郷 茂宏 (著)  日本文化出版刊  1989年4月


<著者/南郷 茂宏>
「大正4年6月8日神戸市生まれ。高千穂高等商業学校卒業後三菱化成・川崎航空機入社、終戦後ヒロス化工設立。ゴルフは昭和11年日本学生8位、60年関東グランドシニア2位など。相模、千葉、湯河原などの倶楽部に所属。」




これは南郷茂宏氏が平成元年に書かれたゴルフエッセイ集です。

この本は大正から平成まで、著者の周囲で見聞きしたゴルフの裏話のあれこれを1冊にまとめたもので、月刊ゴルフクラシック誌他に掲載したものを抜粋・加筆したものとのこと。

で、序文にはゴルフ書の大家摂津茂和さんが、この南郷さんの文章を読んで激賞され本にするよう奨められて出版したとのお話。

ワシはね、この本の存在はかなり以前から知ってはいたのですが、著者の本はこの1冊のみで何者かもわからないまま未読のままでいました。
けれど、この本はゴルフ本の中ではかなり評価が高いので、「なんでも古けりゃ良いってこともないだろう?」と少し懐疑的になっていましたが、ゴルフ本も少ないことだし(笑)、今回重い腰を挙げて読んでみたわけです。

amazonの中古本で買ったこの本の表紙扉には、著者南郷さんの直筆サインがあり、平成元年3月24日南郷 茂宏と書かれていましたので、出版前に親しき人へ進呈したものなのかな?

それから著者の人物像を少し調べてみると、著者南郷さんは作曲家古関裕而氏とコンビで、「飛燕戦闘機隊隊歌」や「ツバクロ音頭」などの船隊歌の作詞もされているようなので、一般人ながら多才な人みたいです。

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この本のタイトルの意味は、大正七、八年頃、父親のニッカボッカのポケットから落ちたのが生まれて初めて見た鉛筆というもの。

その当時の鉛筆は今のようなプラスチック製ではなく、長い鉛筆を三つに切ったものをスコア用に使っていたらしくて、それに芽生えた著者の少年時代のゴルフへの想いからタイトルを名付けたとのことです。

あの摂津茂和さんから激賞されたっていうのはホンマかいな?と読み始めたわけですが、大正から昭和初期からのゴルフ話で、あの赤星六郎、そしてアリソンたちや古き名門コースのことなど古き良き黎明期のお話とかを書かれていて、これはやっぱりゴルフ史を語る上でも良いエッセイだと思いましたな。

また、名設計家井上誠一氏から君はゴルフコース設計家が向いてるかも知れないとロバート・ハンターの洋書「リンクス」を読むように言われたが、その本には隙間ないほど鉛筆書きで井上さんの覚書が綴られていたので、設計家への道は、これを見ただけで消え失せた。とのエピソードなんかにもユーモアが感じられます。


その時代を飾る有名人、名士たちのゴルフやエピソードがかなりあって面白かったのですが、ただ掲載誌の違いなのか?後半になると内容に差があり内容が軽くなって、そこがワシがもう一つにした理由です。

また自ら語られていたことに、バッグ4台積み電動カートを発明されたとかで、技術屋さんではないけど才人だと思われます。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(満点は★3)

このゴルフ本書評コーナー記念の666回まであと3回。
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