昨日は定例の週1のゴルフ練習140球。 まぁまぁの内容。
なんか気が急いていたのか?珍しく事前ストレッチなしで練習したので、練習後少し腰痛気味。

その後NHKTVで日本女子オープンゴルフ選手権最終日を最後まで観戦。

それにしても畑岡奈紗は強かった。あの太い下半身が頼もしかったな。
宮里藍の引退を受けて彼女たちの世代が日本を引っ張ってくれることを願う。

しかし、男子ツアー「トップ杯東海クラシック」は1分見てチャンネル変えたな。(笑)




え~次はまたまた古いゴルフ本の書評でして、
この本はたまたま時間潰しに入った中古本ショップのゴルフコーナーにあった34年前の珍本です。

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「かえる道はない 中島常幸 その父 巖の半生」
著/中島巌
株式会社「中島」東照出版部 1983年09月(昭和58年) 


<目次>
第1章 黒夜の涙
第2章 情の乱用
第3章 誌ー命のかぎり
第4章 親にならなければ親にばれる
第5章 奥伝ー忍術ゴルフ

著者中島巌さんはウィキぺディアによると、

「中島 巌(なかじま いわお 大正15年1926 - 1995年)は、日本のアマチュアゴルファー・ゴルフ指導者・ゴルフ場会社経営者・ゴルフコース設計者。プロゴルファー中島常幸・中島和也・中島恵利華の父。群馬県桐生市出身。

アマチュアゴルファーとして活躍していたが、長男中島常幸の誕生に際し、息子を一流ゴルファーに育てることを決意。 常幸のみならず、弟の中島和也、妹の中島恵利華にも厳しい練習を課し、プロゴルファーに仕立て上げた。 その指導は徹底しており、常幸は練習に専心するため、通っていた私立樹徳高校を中退させられたほどであった。中島篤志によれば、巌は「巨人の星」の星一徹を地でいく筋金入りのがんこ親父であり、子供を”育てる“というよりも”つくる”という感じであったという。

やがて常幸は彗星のごとくゴルフ界にあれわれ、瞬く間にスターにのし上がるが、そのあまりの正確なプレーと、無表情があいまって父親製作の「サイボーグ」などと揶揄されたりもした。

1982年にゴルフ場開発に乗り出し、総観グループを立ち上げる。 1987年には当時としては破格の1億円募集を打ち出して話題を集めた。また、コース設計者として設計を手掛けたコースには、五浦庭園カントリークラブ・東松苑ゴルフ倶楽部などがある。 しかし、バブル崩壊の影響などで業績は悪化。そんな中、1995年3月、肝臓がんにより壮絶なガン死を遂げた。 」




そうです。この本の著者中島巌さんは中嶋常幸プロのあの有名な親父さんです。

この本出版当時(1983年)中島巌さんは58歳であり、巻頭には息子中嶋常幸夫婦と子供達の幸せそうな写真もあり、また息子中嶋プロも1982年、1983年、1985年、1986年の4度も日本ツアー賞金王を獲得した絶頂期でしたな。

で、この本の副題が「死闘!凄絶極まるゴルフ人生の記録」とあり、
その主旨を感じてもらうには、この巻頭に書かれていた本人による前書を読んでもらえばわかるかと。(笑)

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スパルタで鬼と呼ばれ、非情に息子常幸や弟妹たちに「勝て、必ず勝つのだ。」と勝つこと以外に選択肢を与えなかった親でもあったが、ふと我が子の目の奥に光る涙を見たときに、非道な自分であったことに気付き、その罪の深さにおののいた。

そこで、この本が一人の親の告白の書として、親から子への懺悔になればという前書きです。
すごい前書きです。(笑)


え~この本は検索してもamazonにも載っていない本だったので、ワシには初見の本でした。
全然知らなかった理由として、この本が中島プロの親父・巌さんの会社による自費出版のためではないでしょうか?

で、この本の情報はネットにも本当に少ないのだが、ただ当時この本はそれなりに売れたらしい。


それから、ワシがこの本を珍本と呼ぶ理由は、なにしろ著者本人が語ってるように「中島巌さんの大変人」ぶりにです。

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内容も自らの自伝として、壮絶なる人生ときちがいゴルフ人生を語り、そして息子中嶋常幸のことを語っています。

息子常幸プロは10歳からゴルフを始め、樹徳高等学校を中退し、1973年の日本アマで優勝。1975年12月にプロ入り。1976年に「ゴルフダイジェスト」大会で日本ツアー初優勝を飾る。その後の活躍は皆さんご存知の通り日本のトッププロゴルファーです。

まぁそのへんまではわかるんですけど、その後の本の内容は、大変人なる独特の人生論、角型人物鑑定法?に、誌集?に、「奥伝ー忍術ゴルフ」というゴルフ技術論など、本当に頑固者の変人たる面目躍如たる内容がギッシリです。

え~ゴルフ本を数多く読んできたワシでさえ、この本は異例の珍本です。(汗)


強烈な人生論に、不思議な詩集、そして独特なゴルフ論・・・・
まぁそれが良いやら悪いやらは別にして、著者の大変人ぶりには改めて敬服します。

出版時58歳ながら、著者は人生70年と公言し実際は69歳で病死するわけですが、ワシも現在この年代ですが、とてもじゃないけどここまでの心境には絶対たどり着くのは不可能で、ゴルフ日本一を育て上げ自らのゴルフ場をつくりあげた人生には恐れ入りましたな。

ただ、出版当時はサイボーグと揶揄され鬼のような特訓をされてきた中嶋常幸も、父・巌の元を離れ幸せな家庭を築き、憎しみの果ての親子互いの信頼関係と愛情が溢れた本になっているのが救いですな。

ワシも今までこのブログで、中嶋プロの本40歳にしてわかる「理にかなう」ゴルフ や、「中嶋常幸の真剣ゴルフ塾」 などを読んできまましたが、

その中でも、オジサマ達に一番人気があり好評なのが、妹恵利華のことを書いた、懐かしの生駒佳与子&中島恵利華+往年の美人プロ日蔭温子 と、妻律子さんが書いた「ロープ ― “隔て”から“絆”へ 夫・中嶋常幸復活の軌跡」 ですな。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(★3が満点)

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