定例の週1回の練習場ですが、今回は土日と2日連続で行きました。

この期はずっとアプローチ&ショートアイアン強化中なんで、1WもFWもまだ1度も打っていません。
まぁ練習しなくても1WもFWもあまり問題がないので。なんちゃって、偉そうに。(笑)

得意かどうかは別にして、好きなクラブはPW・9i、苦手なクラブはパターと5U(チョロ連発事件以来ww)です。




次のゴルフ本は、久々に純粋なゴルフ本ではなくて、短編集の中にあった「ゴルフな小説」です。
別にネタ切れではないですよ。(笑) 少し気分転換なわけです。

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レイ・ブラッドベリ「社交ダンスが終った夜に」の中からゴルフな小説「19番」と「フォア!」
レイ・ブラッドベリ (著)、伊藤 典夫 (翻訳) 新潮社 2008年10月


<内容>
「深夜の路面電車に乗り合わせた男女の会話は、やがて不思議な結末へと…ふわりとした余韻を残す表題作のほか、急場しのぎにでっち上げ、リールの順番さえ間違えて上映した映画がベネチアでグランプリを受賞してしまう「ドラゴン真夜中に踊る」、ゴルフ場で偶然知り合った同名の老人の過去と自分の過去が、徐々に混じりあっていく「19番」など、いずれも“SFの抒情詩人”ならではの25編。」

<目次>
「はじまりの日、心移し、埋め合わせ、社交ダンスが終った夜に、墓碑銘、
頭をよせて、ドラゴン真夜中に踊る、19番、けだもの、秋日の午後、
何もない土地には動く場所がある、独り舞台、
ローレル・アンド・ハーディ、アルファ・ケンタウリさよならツアー、
残りかす、夢街道いま一度、タンジェリーン、ほほえみは夏のように大きく、
時の撚り糸、小麦畑の敵、フォア!、わが息子マックス、
F・スコット/トルストイ/エイハブ緩衝機、それで、あなたの言い分は?、
ディアーヌ・ド・フォレ、炉辺のコオロギ、隠喩、チャンピオンたちの朝食」

<著者/レイ・ブラッドベリ>
「1920年8月22日 - 2012年6月5日。イリノイ州ウォーキーガン生れ。幻想と怪奇の短編集『黒いカーニバル』を’47年に出版。文明批評とノスタルジアに満ちたSF連作『火星年代記』で世界的名声を得た。他に「華氏451度」「たんぽぽのお酒」「何かが道をやってくる」等。ほとんどが邦訳され親しまれている。」





このレイ・ブラッドベリの短編集の原題は「One More for the Road(最後のもう1杯)」。
ただ最後の本と言いながらも、実は後年まだまだ本を出すんだけどね。(笑)

そしてこのシックでオシャレなカバー装画は木内達朗さん。

この短編集は全25作品のうち3作品以外は1980年代以降の作品になる2002年出版の本なんで、
アメリカ文学の大御所レイ・ブレッドべリ80歳過ぎての後期作品になります。

え~ワシはレイ・ブラッドベリの作品は、今までほとんど読んだことはなかったけど、
SFの叙情詩人であり幻想文学の有名な作家であることは当然知っていますよ。

ただ、この本は約460ページで25編の文庫版短篇集なんで、今回少し読むのに時間がかかったな。

この隠喩と余韻を残した叙情の作品群は、突然終わる物語の言葉が独特な余韻を生み、もの哀しい感じもさせますが、25編も作品があれば、中には難解で怖いような作品もあれば、全然意味がわからない不思議な作品もあり内容は千差万別です。


で、この作品の中にあった、「ゴルフな短編小説2作品」が、

評価が高く、作者の思い入れのある作品である「19番」

「ある夕暮れに、ゴルフコースの金網堀でロストボールを拾っている老人と出会った、。
それはアルツハイマーになった父の姿だった。
息子の私は元気で懐かしい父と会うことが出来て「19番」に誘うが・・・・」


19番ホールとは「18番でプレーが終わってあとのクラブハウスとかバーなどの飲む場所」を指すわけです。
つまり、「全部終わって、新たに、別の場所で楽しくお酒を飲んで歓談すること。」を意味する。

あとがきにあったのだが、作者ブラッドべリの父は隠居して週5日ゴルフする生活だった。
ある日の夕暮れ、作者はゴルフコースの道のかたわらでゴルフボールを回収する父の姿を見つけた。
この情景は長年作者の心に焼きついて離れなかったという。亡き父の鎮魂のために書いた。


そして、ゴルフな小説のもう1作が、「フォア!」

「夕暮れの仕舞いかけたゴルフ練習場で力強くボールを何カゴもずっと打ち続ける男は泣いていた。
いつまでも打ち続けるので練習場の支配人は彼の妻に会いに行き、彼女にいきなり鉄拳をくらわすのだった。
そして満月の中で彼に最後に1ラウンドしないかと誘った・・・・」


「フォア!(Fore)」とは、「ゴルフ規則」の第1章エチケットにあるように、「打った球が誰か人に当たる危険性のある方向に飛んで行った場合、プレーヤーはすぐに大声で危険を知らせるべきである。そのような場合に伝統的に使われてきている掛け声は「フォー!!」である。」 「フォアー」「フォー」「ファー」とも呼ばれる。

このゴルフな2作品を読んだけど、「19番」は良かったけど、「フォア!」は?でしたな。
う~む、作者レイ・ブラッドベリはゴルフが好きなのかどうかは分からなかったな。

それから、ワシはゴルフな小説以外にも、その本のすべての作品も全部読むことにしているわけで、

●昔の友をいとおしむ「はじまりの日」、「タンジェリーン」
●時代を遡った話(タイムマシンなどを使った)である
  「埋め合わせ」、「何もない土地には動く場所がある」、「F・スコット/トルストイ/エイハブ緩衝機」、
  「ローレル・アンド・ハーディ、アルファ・ケンタウリさよならツアー」
●夫婦の言い分の違いを描いた「それで、あなたの言い分は?」
●そして一番恐怖を感じた「けだもの」      などの作品がまぁまぁだったかな?

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(ダメは★、普通は★★、良かったら★★★)

今回でこのゴルフ本書評コーナーも697回。直近の目標である700回まであと3回です。
そしてもう700回記念のゴルフ本は決めて購入しました。(まだ読んでないけどwww)
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