先週から今週頭までメチャ忙しくて、「アホか!ぶち殺すぞ!」と、激おこぷんぷん丸(死語)で喚いていたが、
もう普通の忙しさに戻り、現在は「明鏡止水」の心境です。(意味不明www)

ゴルフどころではありませんが、もう喉元過ぎたので今週末には練習します。



そんな訳分からん戯言を前フリにしながらの、次のゴルフ本書評ですが、
結構新しめのゴルフ本なんで、辛口の感想にはしようとは思ってはないのですが、え~と・・・(笑)

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「弱小集団東大ゴルフ部が優勝しちゃったゴルフ術」
井上 透 (著) 主婦の友社  2017年12月


<内容>
「お金がない、時間がない、環境がない、体力がない、ゴルフ経験がない、あるのは明晰な頭脳だけ。
東大式がゴルフを変える!

ボールを打つより、頭で理解する東大式ゴルフであなたが変わる!井上コーチの超効率ゴルフのススメ。

ゴルフ部の優勝ドキュメント&プロコーチ井上透の効率的に上達するための講義&レッスン集。
今までになかったゴルフ本、ゴルフ自己啓発本。

東大生のないないづくしのゴルフ環境は、サラリーマンゴルファーと一緒です。
つまり、東大式があなたを変える!ということ。
今季、東大ゴルフ部監督・井上透コーチは成田美寿々、穴井詩、川岸史果も優勝へ導きました。
プロも称賛の井上コーチがゴルフ初心者を教えたら? 
まさに私たちアマチュアゴルファー必読の本。」

<目次>
プロローグ/ 第1章 東大ゴルフ部は“サラリーマンゴルファーの集団”だった!/
第2章 東大ゴルフ部が目指す「学生ゴルフ大改革」/
第3章 弱小集団東大ゴルフ部、戦いのはじまり―部員が最初に学ぶ「ゴルフ上達の法則」/
第4章 東大流ゴルフスイング 頭脳的スイングメイクのすすめ/
第5章 体で覚えるより頭で理解するのが東大式/
第6章 東大ゴルフ部が実践する合理的アプローチ、パット術/
第7章 東大ゴルフ部、かく戦えり!/
第8章 東大ゴルフラボ 東大ゴルフ部が実戦に向けてやったこと

<著者/井上 透>
「1973年生まれ、横浜市出身。アメリカでゴルフ理論を学び、1997年より日本における初のツアープロコーチとして男子ツアーに帯同。多くのプロのコーチングを行っている。2011年には早稲田大学大学院にて「韓国におけるプロゴルファーの強化・育成に関する研究」にて最優秀論文賞を獲得。国際ジュニアゴルフ育成協会理事長として、『世界ジュニアゴルフ選手権』の日本代表監督を努めるほか、2017年より東京大学ゴルフ部の監督に就任。」





え~東大とゴルフに関して言えば、
ワシは以前に元東大ゴルフ部主将だった谷垣圭太さんの本「東大式ゴルフ術」読みましたが、
今回の本はツアープロコーチの井上透さんが万年Dブロックの弱小東大ゴルフ部を率いてDブロック優勝したお話の本です。

「お金がない」・「時間がない」・「練習環境がない」・「体力がない」・「ゴルフ経験がない」、あるのは明晰な頭脳だけ。それが東大ゴルフ部。

それが我々サラリーマンゴルファーと同じ境遇なんで、この成功を導いた、ボールを打つより、頭で理解する超効率的上達法をどうぞっていう本です。


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まぁ境遇は確かにサラリーマンと同じようなもんですが、大きく違うのが、「頭の良さと若さ」!
これが意外に大きな差だったりして。オッサンは頭もかたいわ、身体もかたい。かなり大きな差のような気がするな。(笑)

で、ないないづくしの東大ゴルフ部のコーチ指導から10ヶ月。念願の大学対抗戦Dブロック優勝したわけです。

大学対抗戦にはA~Fブロックとあり、A&Bブロックはスポーツ推薦もありの私大のプロ予備軍みたいなんで、比較にはならないですが、そんなにDブロック優勝ってのが快挙なんですかねぇ?東大は万年Dブロックだったらしいけど。


え~この本に書いてあった、東大ゴルフ部の全体練習は今までは「週1回集まって30分のランニング」と、
「週3回以上行ってる練習場での2回以上参加」ということで、ゴルフ部として組織的なまとまりを欠いていた。

それに、入部時にほぼゴルフ経験がなく、お金がないから車もないしクラブもまともにないという環境。
世のサラリーマンよりひどい環境ですが、仕事とゴルフ、学業とゴルフをいかに両立させるか?が問題です。

そこで井上コーチが目標にしたのが、
「卒業までに部員全員を70台でまわれるレベルに」と「チームを対抗戦のBブロック昇格させる」ことだった。


井上さんいわく「ゴルフは簡単には上手くなれません。でも早く上手くなる方法はあって、それには欠かすことのできない情報がある。この本では、その情報のやりとりを東大ゴルフ部員と向き合う形で紹介しただけなんですよ」と、講義+レッスン+ドキュメントで「上手くなる流れ」を紹介してます。
それに、現役ゴルフ部の男女学生8名の入部時のスコアと現在平均スコアの比較と何が変わったかの感想もあります。

この本は大学ゴルフ部の改革実例見本で、「ゴルフの上達は常にミスからの修正」なんですが、体で覚えるより頭で理解するのが東大式ということです。


この本には勝みなみ・畑岡奈沙・石川遼など近年プロトーナメントで優勝したアマ選手を観察して、
ゴルフ上達にかかる年数として、約10年間かかると言う年月説を説明しながら、
ゴルフ上達の法則としてマルコム・グラッドウェル氏のゴルフ上達にかかる時間「1万時間の法則」を紹介してます。

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井上さんの教えは、「トスバッティング」・「ラウンド」・「練習」の3つを一定のペースで行う。
これが最短で上達できる練習カリキュラムである。

具体的には、週3回の練習場(1~2時間)、年間50ラウンド、年間3試合以上の出場、自宅での自主練習として素振り100回以上と30分以上のパット練習で3年後70台になるということ。


まぁこれだけすれば3年間で70台という指針は別に不思議ではない。普通のオッサンにはできそうもないけど。(笑)

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この本は弱小大学ゴルフ部を効率的に改革をして、部員のレベルアップができたという大学スポーツ成功物語として読めば、それなりの内容かもしれない。しかし、DブロックがCブロックに上がったって言われても、凄さがわからん。井上さんが興奮すればするほど読者はシラケるわけです。

他の大学ゴルフ部成功物語と比べてみても、坂田大先生の大手前大学全国優勝ほどのインパクトはないなぁ。

あの坂田信弘師匠は、坂田塾の落ちこぼれを集め、監督として指導2年目で大手前大学女子ゴルフ部を無名校から大学日本一までのぼりつめた実績があるのでね。
また東北福祉大学阿部靖彦監督が松山英樹他卒業生プロの強さの秘密を語った東北福祉大学ゴルフ部最強ストーリー 「絆のフェアウェイ」 という本もあります。


結論から言って、この本をDブロック優勝をもたらした学生への技術的な教え+ゴルフレッスン論として読んでも、そんなにインパクトがないな。

つまり、成功面と技術面のどちらかの視点から読んでも、ゴルフ本としてのインパクトが少し弱い気がするわけです。

そのへんがamazon他の評価になっていると思うが、たぶん「タイトルが期待を持たせすぎた」好例?悪例?で、
Dブロック優勝より最終目標のBブロック昇格を達成してから出版した方が良かったのでは?


まぁ今まで個人スポーツの世界にどっぷりはまっていた井上透さんが、初めて、
ゴルフ部という団体を導いて結果を出したという団体スポーツの感動と興奮ぶりはよくわかるんだけどね。(笑)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、普通は★★、良かったら★★★)

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