さて、ゴルフ本のストックもたまってきたので、またゴルフ書評を再開しますかな?


ハーヴィー・ペニックのゴルフ・グリーン・ブック (集英社文庫)ハーヴィー・ペニックのゴルフ・グリーン・ブック (集英社文庫)
(2004/09)
ハーヴィー ペニック

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このゴルフ本の紹介コピーは、
「トム・カイト、ベン・クレンショーを育てた伝説のレッスン・プロのひとりごと。」

目次
「わが娘婿、最初のレッスン、ビリーを教える、知識の価値、問題のありかの識別、弁護士、神の知恵、心の目にはそれって、どういう意味?、ゴルフは楽しみ、永続する香り〔ほか〕」


この本の訳者菊谷氏が後書で書いていたが、ゴルフの哲学を書いた「ダウン・ザ・フェアウェイ」ボビー・ジョーンズと技術の解説をした「モダン・ゴルフ」ベン・ホーガンと並ぶゴルフ本が、1992年に発行された前作の正しく薄い本が「ハーヴィー・ぺニックのレッド・ブック」

この本が200万部を超えてベストセラーになり、その2年後の出したゴルフ本がグリーン・ブック。

ハーヴィー・ぺニックって誰っていうと、テキサス大ゴルフ部のコーチを長く務め20回以上全国優勝を成し遂げ、レッスンの神様としてトム・カイト、ベン・クレンショー、キャシー・ウィットワースなど数多くのトッププロを育てたことで有名で1995年春91歳で没。
その直後のマスターズで弟子のベン・クレンショーが神がかりのゴルフで優勝し「自分には15本目のクラブがあった」と号泣したエピソードが有名ですな。ベン・クレンショーなんか8歳から教えてもらって本当の父親と変わらない存在だった。

この本は前作同様、難しい理論も高邁な哲学も述べず、型にはめない長い経験から導き出されたゴルフの智恵を教えてくれますな。

いわばゴルフの仙人が、難しいことは抜きにゴルフを楽しむやりかたを、今までのレッスン例とか教え子とか有名なプロたちとの話などから優しく教えてくれる本です。

難しい理論はなく、基本はフックグリップでドローボール「ティを刈り取れ」って単純な教えですが、その人柄とゴルフが本当に好きなプロなので人々からの信望も厚く、読んだあとには心が温まる感じがしますね。


最後に関係ないが、菊谷氏が後書に書いていた名言が、
ボビー・ジョーンズの「ゴルフには競技ゴルフと楽しむゴルフと二つある。」

・・・・・・この言葉は奥が深いですな。

所詮ワシのような凡人は苦しむよりゴルフは楽しんだほうが良い気がするな。


ただ、このボビー・ジョーンズの名言は他にも下の2種類の解釈があって、どれが正しいのかわからないが、たぶん菊谷氏の名言は意訳したものだろうと思われる。

「ゴルフには、2種類ある――余暇のゴルフと、トーナメントのゴルフと」

「チャンピオンシップゴルフの緊張は、肉体的よりもほとんどが精神的なものである。ゴルフには普通のゴルフとトーナメントゴルフの2種類があり、このふたつはまったく異質なものである」
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