またまたマジメにゴルフ本の書評などを。

硬軟交えながらこのブログはどこを目指すのか?わからぬまま進んでいくのだ。(笑)



またまた約500Pで価格6,116円というゴルフ書では大物の摂津茂和氏のゴルフ本の書評です。

摂津1
ゴルフ史話 (摂津茂和コレクション) ベースボールマガジン社 (1992/06)

摂津氏は1913年ゴルフライターとしてデビューし直木賞候補にもなった戦前から戦後昭和の時代での「読むゴルフ」の開拓者であり第1人者であった人。

1938年に『ゴルフ三昧』を出版以来、1988年の『古今ゴルフ名語録選集』までに20冊以上、ゴルフ関係の書物(全て絶版)を書き、この摂津コレクションシリーズ3巻は、そのなかから現在読んでも興味深い作品を特に厳選しまとめたものですな。

ぺンネームの摂津茂和はフランス映画のセリフ「C'est moi (これがわたし)」からということ。
ワシはずっと「しげかず」って読んでた。早めに気付いて恥かかないで良かったな。(笑)


第1部
世界ゴルフ史話(ゴルフの起源;「王の、そして、いにしえなるゲーム」ゴルフ;フェザーボール時代;ゴルフ倶楽部の誕生;最初のゴルフ規則;ゴルフ用語の由来;ストローク・プレーの発明;なぜ、18ホールあるか;プロの始祖;ゴルフのメッカほか)

第2部
日本ゴルフ史話(ゴルファー第1号;六甲山上の4ホール;外人だけの日本選手権;駒沢村の紳士たち;昭和天皇とゴルフ;日本のプロ誕生;日本オープンの創始;プロの海外初遠征;日本ゴルフの国際デビューほか)

この本は摂津氏がゴルフ関係の洋書2,000冊以上を所蔵し世界に誇るゴルフ書籍コレクターであったため、その中から古今東西の絢爛たるゴルフの歴史と人物を貴重な写真と逸話で詳細に書いている貴重なゴルフ書籍ですな。

第1部1960年「ゴルフ物語」からと第2部1970年「サムライのゴルフ 日本ゴルフ史記」からの転載。両方で世界と日本の歴史系列を詳しく描いている構成になっているな。

夏坂健氏と同じ題材だが、丁寧に文献に忠実に、しかしながら小説家らしく学術的な堅苦しさはなく読みやすい文体です。

夏坂ワールドで「読むゴルフ」の愉しさを知ったゴルファーならこのシリーズを読むべきでしょうな。

ただなかなか見つからないのが難点。私もこれでこのシリーズの1と3は読んだが、コレクション2の「ゴルフ千夜一夜」は今のところ手がかりがない。

で、今では一般的にゴルフ史話は夏坂健氏の方が有名ですが、その辺の関係を次に書いていきたい。と思う。
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