朝も早くからこんな長文書くわけもなく予約投稿です。(笑)


次から次へとゴルフ本を読んでいるので、書評が追いつかないな。
しかし、そろそろ暖かくなったら「書を捨てよ コースへ出よう」だな。


次はゴルフ本の中では名著と言われる本の書評ですな。
新 インナーゴルフ新 インナーゴルフ
(2002/03)
ティモシー ガルウェイ

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「新インナーゴルフ」 著/W・T・ガルウェイ・訳/構成 後藤新弥  
日刊スポーツ出版社 2002年04月 416ページ

<内容紹介>
「インナーゲームは、雑念を排除し、真の集中状態に自分をセットするにはどうしたらいいのかを、これまでの価値観やスポーツ観とは全く異なった視点から呈示する実践的な発想法だ。「練習のようにプレーできない」「一生懸命やるが上達しない」「プレッシャーに弱い」などスポーツ選手が一度は悩む問題を明快に解き明かす理論をゴルフというメンタルなスポーツにスポットをあてた。ゴルフ界のバイブルとなった「インナーゴルフ」を改訂し、さらにパワーアップした。」

<著者>
ティモシー・ガルウェイ(W.Timothy Gallwey) 1938年サンフランシスコ生まれ。ジュニアで活躍した後ハーバード大学ではテニス部主将に。教育学を専攻、押しつけ教育に疑問を抱き、人間の自然習得能力や集中力に着目した独自の教育法を探った。これをテニスに応用してスポーツ心理学の原点とされる「インナーワーク」を70年代に確立し、現在では広く企業の人材開発などにも応用されている。

<目次>
第1章 ゴルフはなぜ難しいか
ゴルフが難しいのではなく、人間の心がゴルフをあえて難しいものに仕立て上げているのではないだろうか。特有の心理的重圧、正確さと緻密さの要求、そして特有の誘惑。ゴルフには確かに危険な誘惑が潜んでいる。

第2章 発声練習で90を切る
大切なのは、何をするべきか(SHOULD)を頭で知ることではなく、今この瞬間のクラブヘッドや自分自身の筋肉の動きを、生のまま(IS)感じ取ることだ。感じることから、集中が始まる。

第3章 力みはなぜ起きる
力みは、ゴルフに限らずあらゆるスポーツで障害を引き起こす。力みの原因が筋肉ではなく、心の内側に存在することを認識することが、力み解消への第一歩になる。

第4章 自己不信の克服
必要以上に頑張って力むから、人はゴルフや仕事や、人生までをも、自分で難しくしてしまう。努力は大切だが、頑張りすぎは美徳ではない。なぜなら、自分自身の本能を信じないから、ついつい人は頑張りすぎるのだ。

第5章 知覚力の活躍
自分自身やボールの動きを「感じ取る」ことで、持って生まれた自然な「習得能力」がスムーズに発揮される。知覚力の活用こそ、自己不信を根本的に解消し、体験からの自然な上達を促す「インナー・ゲーム」の鍵だ。

第6章 習得の技術
雑誌や新聞のレッスン記事をいくら読んでも、セルフ1が満足するだけで、セルフ2には伝わらない。セルフ2は言葉を理解できないからだ。百害あって一利なし。けれどこうした技術レッスンも、活用法次第では自然習得のための有効な「ヒント」になるはずだ。

第7章 ショート・ゲーム
パッティングやチップ・ショットは、インナー・ゲームとアウター・ゲームの融合地帯だ。「感じ取ること」に重点を置いた練習で知覚力を開発し、セルフ2の驚異の能力を引き出してみよう。

第8章 インナー・スイング
スイングのある一点に感覚を集中し、そこに起きる変化をさらに正確に感じ取ろうとすることで、スイングは自分勝手に「より適切」なものに、変化し始める。技術知識は、セルフ2を助けるヒントになる。

第9章 スランプからの脱出
スランプに悩むスポーツ選手は多い。スランプの実体を見極めることで、インナー・ゲームは自然に問題を解消する。人は行動を起こす前に先入観から結果を予断したがるが、その「期待」の心理が、実はスランプを招く。

第10章 リラックスした集中
究極の集中状態とは、自分を忘れて何かに没頭するときだ。その「リラックスした集中」に自分自身を導く道は、自分を信じて「感じ取る」ことに始まる。知覚の変化に焦点を合わせ、注意力を絞り込む技術だ。

第11章 自分自身のゲーム
ゴルフはゲームにすぎないのに、人は夢中になるだけでなく、ゴルフの結果やハンディキャップに、異常な価値を与えがちだ。ゲームとは何かを見直すことで、幻想から脱出できる。

第12章 アウターからインナーへ
体験そのものを、高い密度で純粋にエンジョイすることが、ゴルフや人生の本当のゴールではないだろうか。「内側」の喜びを軽視してきた現代文明にも、大きな転機が訪れている。


この本は有名で、当然以前から知ってはいたが、416Pで字も多く厚い本なのでなかなか手が出なかった。

しかし、この本を読んでみて、久しぶりに「買ってみたい」、また同時に手元に置いていて、また読み返したいゴルフ本だと思いましたな。これは深くて面白いゴルフ書です。ハイ。

著者が語るインナーゲームの登場人物は「セルフ1」「セルフ2」。

これを詳しく知るにはウィキペディア(Wikipedia)「インナーゲーム」を参照してください。書くのが面倒くさい。(笑)


「ゴルファーにとって真の理想は、理屈や理論が生み出した「完璧な型」に押し込めて作るスイングではなく、内側から自然にあふれ出てくる「感覚」を生かした本能のスイング。眠っている「自分自身を感じ取る」能力を再開発することで、ゴルフは自由に、もっと愉しく上達し熟練することが出来る。」

「昔から脈々と流れてきた「型」と「感覚」というこの二つの必要な大河、伝統的な「型」の指導法と比較的新しい「感覚」の指導法に初めて橋を架ける試みで、アウターとインナーの良好な関係を持たす。」

この本では以上のインナーゲームの基本原理と読者の実際のゴルフに導入するテクニックを実践的に紹介しているわけだ。単なる理論ではなく、信頼できる実践法も紹介してくれるのが面白い。

いかに技術情報が豊かで世の中が「プラス思考」を尊重しても、人間の技術習得のプロセスを真に理解し、学び手の情熱と同時に彼らがいかに傷つきやすい存在であるかを配慮しないうちは、すべては空回りする。
ゴルフが難しいのではなく、人間の心がゴルフをあえて難しいものに仕立てている。ゴルフが他のスポーツと違うのは、プレー時間4時間のうち実際ショットに要するのはわずか3分。それ以外は移動しているか考えているか?なのだ。


私が特に面白く感じたワードは「自己不信」(セルフダウト)

ミスを努力で克服し自信を持つ、しかし上のレベルになるとミスを繰り返して、以前あった自信が失われミスを繰り返す自分自身を肯定し諦めてしまう。そして楽しみが苦痛になる。

そこで、頑張るのをやめて「セルフ2」の自由にさせてみる。「セルフ1」がゴルフは難しいわけじゃないという体験を重ねていくとゴルフを易しく感じる。
そしてスランプというものは、我々の心が心の中に作り出す実体のないもの。スランプと思った時がスランプ。「スランプ」というものは過去のまずいプレー状態が今後も続くのだという確認から生まれる。という解釈。

これは現在凡ミスが出るのを止めることが出来なく、自信を失ったワシには少し元気が出る言葉でしたな。

キーワード
集中力。ゴルフの不確実さを受け止める。
「ゴルフの目的はスコア、楽しみ、習得の3つの要素」
「自分自身を信頼するおもしろ志向」
NOW&HERE  ENJOY

え~、これは2週間ほど前に読んだのだが、なかなか感想を書くことが出来なくて、今回なんとか書いたがまだまだ不十分ですな。

また読みたいゴルフ本としておススメします。少し元気になる本でした。
そしてよくある単なるポジティヴやプラス志向の本より奥が深いです。

ただ文字が多く難解なのでよほど興味をもたれた以外は遠慮された方がいいでしょうな。(笑)
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