とりあえず、諸般の事情によりブログを少し休みます。



ということでひとまず区切りのゴルフ本の書評。

なぜゴルフはナイスショットが「絶対に」再現できないのか―「きょういち」を2にも10にもする知的ゴルフのススメなぜゴルフはナイスショットが「絶対に」再現できないのか―「きょういち」を2にも10にもする知的ゴルフのススメ
(2009/07)
児玉 光雄

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『なぜゴルフはナイスショットが「絶対に」再現できないのか―「きょういち」を2にも10にもする知的ゴルフのススメ』    著/児玉光雄 東邦出版 2009年07月

<内容紹介>

「心の平静さを維持すれば、ナイスショットは必ず再現できる。心のトレーニングで、様々なメンタルスキルを身につける方法を紹介。ゴルフが急速に上達する1冊。女子プロゴルファー森田理香子氏との対談を収録。」

<目次>

第1章 メンタルスキルを高めて急速上達を実現しよう
第2章 最高の心理状態でプレーすることに全力を尽くそう
第3章 最新のイメージトレーニングをマスターしてゴルフに奇跡を起こしてみよう
第4章 ゴルフ脳を高めてくれる究極のトレーニング
第5章 偉大なプロゴルファーに学ぶ究極のメンタルスキル
第6章 タイプ別メンタルスキルを駆使したスコアメイクの具体策
第7章 これがゴルフの急速上達を実現させてくれるチェックリスト
第8章 森田理香子スペシャルインタビュー

著者/児玉光雄(コダマミツオ)
1947年兵庫県生まれ。鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒業。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去20年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。日本スポーツ心理学会会員、日本体育学会会員



え~、それにしても児玉教授はイチロー本を始めこういうメンタル本をすでに100冊以上出版していて、メンタルの学者というより人気作家並みですな。

以下はワシがこのブログで書いた児玉氏の書評。

「なぜゴルフは練習しても上手くならないのか T・ウッズやオチョアは知っている」

「タイガー・ウッズのメンタルを手に入れる方法」

「心の鍛錬でゴルフと人生を極める 中部銀次郎の言い分」

「1日5分でシングルになれるゴルフメンタル」

「石川遼に学ぶメンタルの極意」

そして訳者としては、ペルツの「パッティングの科学(新装版)」(訳 児玉氏)とワシもこのブログで色々書評を書いていますが、この『なぜゴルフはナイスショットが「絶対に」再現できないのか―「きょういち」を2にも10にもする知的ゴルフのススメ』はワシにとっては児玉教授作品の中では一番面白かったゴルフ本でしたな。(訳書を除く)




感想として、このシリーズの表紙デザインは目立ちますな。

以下はこの本中で気になったところ。
・自分の考えていることや、悔いの残る事実を文字として形に残して、その打開策を自分で考えるのがメンタルスキル。
そのためのシートとして「我慢できないショット撲滅シート」、「ゴルファーのための長期目標設定用紙」、「ラウンド宣言ノート」、「ラウンドチャート用紙」、「内面との対話シート」、「最高のラウンド達成シート」などの紹介


・多くにゴルファーの「自分のスイングに問題があるからミスショットが出る」という誤った解釈をしていては、実は「自分のスイングに問題がある」と考えた時点で、そのゴルファーの心に迷いが生じ、少なくともこのゴルファーは自分のスイングを信じることができない。自分のスイングを信じることなく打ったボールは、ミスショットになる確率が間違いなく高まるという悪循環


・すべてのショットは等価=目の前の一打を最高のものに仕上げる。一打一打正しいル―ティンを丁寧に行い、集中レベルを最高潮に高めたあとバックスイングをスタート


・いま保有しているスイングをひたすら信じて1打毎に「私はあの領域にボールを止める」と決断してアドレスに入る習慣を身につけること


・ボールコントロールのための方法の一つとして、元巨人の桑田投手のようにボールのセルフトークを吹き込む。「お前は私の分身だ。今日一日お前と私は仲良くできる」


・またイメージの世界で、「ボールの中の操縦席に入ってみる」これから中で操縦していくイメージ


・サム・スニード「最良の方法は、自分がどういうスイングをするかをあまり考えずに、ただ気を楽にして棒を振り上げることだと気づいた」


・願望とイメージが競争すれば、必ずイメージが勝利を収める


・イメージング作業→10秒間でイメージして「わたしは必ずこのエリアにボールを止める」とつぶやいてアドレス(練習場でも)


・練習場でのボカボカ打つ練習はミスショットを安定させるための練習


・クラブフェースのどこに当たったかを言葉で表現し、ミリ単位で計測し、インパクトポイントに全精力を傾ける


・ボールの転がりをイメージしないでプレーするのはダメ


・ボールに印字をしている数字に視点を当てる。ティショット・パッティングのとき、ボールに印字してある数字をインパクトポイントのすぐ上にセットして焦点を合わせる。二つの目で正しい空間知覚能力を高める



以上がこの本でタメになった部分ですかね?
本当に今までの児玉氏が書いてきたゴルフ本の中では面白かったと思います。


特に老眼のせいでパッティングに悩むワシにとって、転がりのイメージを把握する能力(この眼・視覚的に関する部分)は、あまり他のゴルフ本にはなくて面白く感じたな。

この本は買っても良いです。(笑)
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