あ~喉が痛い。

気温の暑さ寒さの差が激しくて風邪を引いたようだ。
なので一昨日から今日までウォーキングは中止。

早く寝よ。。。。




え~、読むのに少し時間がかかった大物のゴルフ本の書評ですな。

ウォルター・ヘーゲン物語―ヘイグ自ら語った反骨の生涯ウォルター・ヘーゲン物語―ヘイグ自ら語った反骨の生涯
(2006/11)
ウォルター ヘーゲン

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文芸社刊 2006年11月

<内容>
『ヘーゲンの存在なくして今日のプロゴルフの繁栄を語ることは出来ない。本書は米国ゴルフ黎明期の1910~30年代に“プロの中のキング”として君臨し、100万ドル以上を稼ぎ出し、そのすべてを使い切ってしまった稀代のプロゴルファーの、男のロマン溢れる一代記の初の完訳である。
アメリカのプロゴルファーの伝記を日本で初めて翻訳。生涯にメジャー大会を11回制し、無類のダンディとしても有名だった姿を描く。』

<目次>
≪第一部 ティー≫
第一章 本書について/第二章 キャディー/第三章 プロ選手/第四章 ブルックライン(1913年)~第十一章 多額の金融取引
≪第二部 フェアウェイ≫
第十二章 全米オープン(1922年)/第十三章 ジョー・カークウッドとの巡回旅行/第十四章 フロリダの急発展/第十五章 全英オープン~第二十五章 そして王たちと
≪第三部 グリーン≫
第二十六章 フックとスライス/第二十七章 競争相手/第二十八章 ガスパリラ・オープン(1935年)/第二十九章 ピッチ・エンド・ラン~第三十二章 19番ホール

マーガレット・シートン・ヘックのあとがき
ウォルター・ヘーゲンの競技記録

<著者紹介>
『ウォルター・ヘーゲン 1892年、ニューヨーク州に生まれ、1969年に没す。米国のゴルフ草創期に活躍し、キング・オブ・プロと評された名ゴルファーで、プロゴルファーの地位向上に貢献し、今日のプロゴルフ発展の礎を築き上げ、ゴルフ殿堂入り。獲得メジャータイトルは、全英オープン4回、全米オープン2回、全米プロ5回の合計11回で、ジャック・ニクラウスの18回、タイガー・ウッズの12回に次いで3位である。』



アメリカのプロゴルファーの中で一番人気が高かった、愛称「ヘイグ」の自叙伝です。
大物で波乱万丈の人生なので、本の厚さもA5版384Pという大物です。

この厚さなので読むのにかなり時間がかかったな。
人の自叙伝をそんなに簡単に読んじゃいけないしな。(笑)

ただ面白かったのは少年時代の記述がほんの数ページで、
後はプロになってからの波乱万丈の人生です。それだけ変化に富んでいたわけだな。


彼の魅力をわかりやすく書くと、
オシャレで非常に社交的だが、ゴルフは駆引き名人ででミラクルショットを連発
する、いわばミスター長嶋をオシャレにして社交的ながら勝負師にしたような感じかな?

ただ彼はプロゴルフ界を大きく変えた功労者。
昔ヘーゲンがプロになった頃は、アマチュアは偉くてプロはクラブハウスにも入れない下賤の扱い。

しかし、彼は相手をじらし時間ギリギリにティグランドに
運転手つきの高級車でスタイリッシュでピシーッとしたスタイルで、
さっそうとに現れナイスショットを打っていくので有名なプロ。(笑)

ただ彼のおかげでプロゴルファーの地位向上と入場料を取る試合が成立し、
賞金を飛躍的にアップさせてプロゴルフ界の基礎を作ったわけだ。

簡単なショットは時間をかけ如何にも難しそうに打ち、
難しいショットはすぐあっさり打って、魅せるゴルフで人気があり、
アメリカではボビー・ジョーンズと並ぶゴルフのヒーローですな。

またアフリカを始めインド、豪州、マニラ、上海、日本などゴルフの後進国に
巡回旅行としてエキシビジョンを行い、ゴルフの伝道師としても功労がありましたな。
(へーゲンによるとギャラが良くて世界中観光できる大名仕事だったらしいが)

生涯100万ドル以上を稼ぎ出しながら、女性好きでパーティー好き。
そのすべてを使い切ってしまった稀代のプロゴルファーであるが、
彼の人柄ゆえにいつも助けてくれるスポンサーが現れる伝説のプロゴルファーです。


彼の特徴はミスに全然くさらないメンタルの強さ。名言の数々が、

「ベストを尽くして打て。その結果がよければよし、悪ければ忘れよ。」
「ほんのしばらくの間いるだけだ。あせるな、くよくよするな。
 そして必ず途中の花の匂いを嗅ぐのだ。」 
「私は1ラウンドに3つか4つのミスをするものとあらかじめ覚悟している。
 それゆえにミスをしてもくさらないのだ。」



ただライバルと称されるボビー・ジョーンズについて記述もありますが、
彼の誠実で偉大な実力に敬意を示しながらも、アマとプロの立場の違いがあり、
同じ足場に立っていないゆえに実際のライバルとしては見てなかったようですな。

確かに波乱万丈にして、楽しんでプロ人生を送り、世界中の王族や政財界から
一般の庶民まで愛されたプロゴルファー一代記です。まっすごい人生ですな。(笑)





彼の人となりを知るには三田村昌鳳氏の「20人の名手たち」が参考になります。

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